過去についた金価格の史上最高値は2011年9月の1923.7ドル

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過去につけた史上最高の金価格ははいくらだったのでしょうか?古い時代ではなく金取引の体制が整ってから以降の価格です。

金の過去最高値(2011年9月)

金は21世紀に入り上昇トレンドを描きだしました。多少の上げ下げはあるものの世界で人々が争って金投資を行ったのです。上昇した理由や背景はこちらの記事をご覧ください。

史上最高値の金チャート

こちらがNYの金先物価格を描いた月足チャート:エースCXオンライン

史上最高値を付けたのは、2011年9月6日の「1トロイオンス=1923.7ドル」です。

まだ、世界同時株安が続いていたなか、FRBは8月9日のFOMCで事実上のゼロ金利政策を少なくとも2013年半ばまで続けると宣言することで経済危機を救うことを狙ったのです。

株価に対する懸念がある中で、金融緩和の動きが強まり金が買われて高騰したのです。2013年11月現在、この史上最高価格が金の天井になっています。

以前の史上最高値

では、以前に付けた金価格の最高値はいくらだったのでしょうか?

1980年1月21日にロンドンフィキシングでついた「1トロイオンス=850ドル」です。

この時のきっかけがソ連のアフガニスタン侵攻。時代背景として1979年にイラン革命がおこり、第二次オイルショックなど緊迫した情勢の中でソ連軍がアフガン侵攻を開始したのです。1978年にアフガニスタン人民民主党による共産政権が成立したものの反政府勢力の抵抗で政府がソ連に介入した紛争。

有事の金として一斉に買い注文が殺到し二日間だけ急騰しました。翌日には763ドルまで急落。

この価格が2008年1月に850ドルを突破するまで約27年間にわたり最高値として記憶されていました。

スタンダードバンク東京支店の支店長「池水雄一氏」の計算では、インフレ率を考えると1980年の850ドルを今の価値に治すと2200ドル位に相当するとのこと。

●1980年代のNY金価格推移

80年代の金価格

日本の金価格最高値

為替相場(金との関係)が円高に動くと金が安くなり円安になると高くなります。

そして、ドル/円相場は基本的にドル安円高でこの数十年動いています。そのため、日本の史上最高値はドル建てで850ドルをつけた1980年1月21日のままです。

その時についた1g=6,495円が史上最高価格

●1980年代の東京金先物価格推移

東京金先物価格

1980年代は、米ソの対立が激しい時代でした。アフガン紛争でソ連を追い出した義勇兵(ムジャヒディーン)達が、その後のイスラム原理主義勢力の中核となり現代に至ります。

しかし、その世代も引退や死亡する人が増えており、方針を受け継いだ新世代の意向によりイスラム世界と西洋世界の対立度合いが計られる。

●東京金先物価格

東京金の直近月足チャート

直近の高値は、2013年2月7日につけた1g=5,081円ですから1980年の価格には及びません。

2012年の秋口から自民党への政権交代~選挙~金融緩和の流れが市場に出回りドル/円が円安に動きました。そのため国内金価格は上昇しました。