リアルタイムの金価格や予想・金投資のノウハウを紹介します。世界で人気の純金積立や投資信託の方法。さらに、今後の見通しを徹底的に解説いたします。

  1. 純金積立
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お得な純金積立の比較:取引コストや年会費・サービスから選びましょう。

純金積立を取り扱う会社について&商品設計の比較をしてみました。取引コスト・会社・サービスの比較と口座開設・取引を行う上で気になるポイントを比べています。

なお、各社のサービス内容は、変化しますので詳細につきましては各社のウェブサイトでご確認ください。

純金積立の選び方で、大事なのはコストと信頼性の二つ。

純金積立の取引コスト比較

会社名 購入手数料 年会費 スプレッド
KOYO証券 無料 1,500円 60円
エース交易 1万円以上:1.7%、
1万円未満は5.0%
無料:
初回のみ登録料2100円
60円
岡藤商事 無料 2,100円 30円
田中貴金属工業 3千円以上:3.5%、
1万円以上:2.5%、
3万円以上:2.0%
無料 83円
楽天証券 購入金額×2.625% 無料 88円
三菱商事 無料 3150円
住友金属鉱山 1,000円ごとに25円 840円 70円
三菱マテリアル 1,000円ごとに25円 840円 60円
ドットコモディティ 購入金額×2.5% 1,050円 100円
住信SBI 1,000円ごとに25円 無料 86円

2014年8月15日各社HPから比較

主な必要経費は、購入手数料・年会費。購入手数料は毎月、純金を積み立てる時の手数料で、年会費はそれとは別に年初に支払う費用になります。

積み立てる金額が多い程、安くなる田中貴金属のような会社や購入手数料が無料のKOYO証券や岡藤商事など様々なパターンがありますよね。

上記の表にあるスプレッドは、売値と買値の差額のことです。「買いは4,000円、売りは3,950円」というように金価格には価格差があり、純金積立取扱会社ごとに異なりますが、1gあたり30~100円位です。

このスプレッドは狭い(小さい)方が有利。購入手数料だけでなくスプレッドも加えて比較してください。毎月、積み立てていくわけですから、コストを考えて選ぶのは重要。

純金積立の保管方法など各種サービス比較

会社名 金に交換 ネット確認 中途解約 保管方法
KOYO証券 消費寄託
エース交易 特定保管
岡藤商事 消費寄託
田中貴金属工業 特定保管
楽天証券 × 消費寄託
三菱商事 消費寄託
住友金属鉱山 × 消費寄託
三菱マテリアル 消費寄託
ドットコモディティ 消費寄託
住信SBI × 消費寄託

各種サービス比較。各社HPや資料から比較しました。

純金積立の保管方法は、消費寄託と特定保管の二つがあります。特定保管は、販売会社の資産とお客様の資産を明確に区別します。消費寄託は、純金積立会社に所有権がありお客様は返還請求の権利を持つ形です。

サービス提供を行っている会社の概要を比較

会社名 業態 株式上場 資本金 設立
KOYO証券 証券・商品先物 非上場 約7億円 1963年
エース交易 商品先物 ジャスダック 約32億円 1971年
岡藤商事 商品先物 ジャスダック 約31億円 1951年
田中貴金属工業 貴金属会社 非上場 5億円 1918年
楽天証券 証券会社 非上場(楽天が東証1部) 74億9,500万円 1999年
三菱商事 商社 東証1部 約2,039億円 1950年
住友金属鉱山 鉄鋼 東証1部 918億円 1950年
三菱マテリアル 非鉄金属 東証1部 約1,195億円 1950年
ドットコモディティ 商品先物 非上場 18億9,999万円 2004年

純金積立を取り扱う会社は、貴金属の地金を扱う貴金属商や商社そして商品先物会社が中心です。

取引コストから見るとエース交易や岡藤商事などの商品先物取引会社が有利。一方、信頼性や安心感を重視したい方は金といえば田中貴金属もしくは三菱という位に有名な田中貴金属や三菱マテリアルを選ぶのが良いと思います。

通常の金融商品で。大切なのは取引コスト比較。ただ、純金積立は、資産の安全性を重視した方が良い商品だと思います。なぜなら、短期の利益を求める金融商品ではないから。

その観点からおすすめサービスを比較すると、やはりネット証券や田中貴金属・三菱マテリアルと企業規模や知名度重視。信頼性こそが純金積立の選び方においてキーポイント。

ネット証券と併せて取引したい・楽天を普段から使うという方は楽天証券もおススメ。ネット銀行・証券とセットでは、住信SBIネット銀行も純金積立をはじめました。さらに、ほぼリアルタイムで取引きできる金・プラチナ取引も2017年からスタートしています。

純金積立を行う方は、証券をはじめとした他の金融商品にも興味があると思います。大手証券会社だと、純金・プラチナ積立と証券口座の口座間振替が便利。

さらに、貴金属取引に関する情報提供・チャートなどの取引ツールも充実しているのが良い点。

分散投資として、投資信託・純金積立・REITなども取引することができますから、独自のポートフォリオを組んだ上で損益の把握・資金管理(マネー・マネジメント)が楽になります。金投資の良いところは、他の金融商品(株や不動産)と異なる動きをするところ。

この商品は短期の値上がりを期待して購入するものではなく数年~数十年かけて貯めていくスタイルです。その意味では亀の歩みかもしれませんが忘れた頃や人生の節目に溜まった金(ゴールド)を見て喜ぶことができます。

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