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中国で流行している24金の3D硬質金

中国市場の新しい流行として、3D硬質金が人気。

この3D硬質金は、24金で作られており、宝飾品としての純金が持つメリットかつデメリットの柔らかさを克服した製品。中身を中空にすることで、3D金は24金でありながら18金に近い強さを持ちます。そして、中空であることから、サイズの割に重さも軽いというメリットも。

24金ではなく18金による3D硬質金も登場。加工業者は、18金3D硬質金が消費者の人気を集めるのかどうか? 消費者の動向を伺い中。

金の宝飾品

中国の宝飾品=金投資市場の変化

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コモディティー・インテリジェンス社の情報によると、中国の金製品に対する嗜好が、「富・安全性・金投資」の観点から【デザイン性を重視】した方向へと変化していると言います。

この流れが続けば、金投資の需要は減ってしまうかもしれません。もっとも、18金3D硬質金が普及すれば、金価格は同じでも安く金製品を購入できるようになりますから、金自体の需要は維持される可能性もあります。

3D硬質金は、中空(ホロー)で作り上げるため、金の使用量は少なくて済みます。さらに、24金から18金になれば、もっと金含有量が少ない。

中国の金製品を作る流れ

24金は柔らかすぎることから、宝飾品として、複雑なデザインを作るのには向きません。そのため、18金や9金などの純度を落とした金製品を作っていました。金の価格は高いですから、経済効率面からもホローの硬質金は、メリットがあります。

ところが、中国製品は、技術不足で色が黒くなることが多かったのです。金色に輝かないゴールドはダメですよね。コバルト・銅・ニッケルなど金に混ぜる金属次第で色は変化するも、何よりも美しくないと装飾品として価値がないも同然。

そこで3D硬質金という中空デザインの製品を作り始めて、人気が高まりました。

中空加工技術については、私も詳しくありません。

エレクトロ・フォーミング技法という中空加工技術を使っているのではないでしょうか。これは、金を溶かした電解液に、型を沈めて電気を流して電着成形する宝飾品製造技術。コスト・技術面で従来の技法よりも有利。

純金を叩き伸ばす方法だと、職人の技術力に左右される部分が大きい。エレクトロ・フォーミング技法だと金型を上手く作れば、複雑なデザインを実現しやすくなります。

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