博多の7.5億円金塊強奪事件の謎:情報はどこから漏れた・狂言?

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2016年7月に発生した福岡博多駅前の金塊強奪事件。2017年5月22日に容疑者が逮捕されて、かなり全容が明らかになってきました。金を外国から密輸すると消費税分儲かるため、増えている金密輸事件。それを逆手にとった事件でした。金価格は、高値で安定していますからね。


博多駅前で、貴金属取引会社から金塊を強奪

よく計画された事件で、貴金属取引会社の男性たちに、偽装警官が、密輸事件の捜査中と声をかけて、7.5億円分の金塊が入ったアタッシュケースを渡すように要求。被害者が目を離した隙にケースを車に積んで逃走。

金塊

金塊の入ったアタッシュケースは、全部で5個もあり160kgと重い!

金塊強奪事件の容疑者

野口容疑者は、逮捕時に乗用車で事故を起こしています。

福岡市博多区で昨年七月、約七億五千万円相当の金塊が盗まれた事件で、福岡、愛知両県警は二十九日、窃盗容疑で指名手配中の自称会社員野口直樹容疑者(43)=愛知県長久手市=と、自称自営業中垣龍一郎容疑者(40)=愛知県日進市=を逮捕した。同日午後、名古屋市内でパトカーから逃走中に乗用車で事故を起こした。身柄は新幹線で福岡に移送された。金塊強奪事件の犯人逮捕:東京新聞

直接強奪に関わった容疑

  • 野口和樹容疑者(42歳):名古屋市千種区池下町2、土木関係会社役員
  • 沓掛祐介容疑者 (38歳):名古屋市東区矢田南3、自称会社役員
  • 白根敬大容疑者(27歳):名古屋市港区高木町5、自称会社社長
  • 白石智則容疑者(34歳):名古屋市北区上飯田西町2
  • 内田拓海容疑者(24歳):名古屋市中区栄、自称会社員
  • 野口直樹容疑者(43歳):
  • 中垣龍一郎容疑者:40歳)
  • 菅野徹容疑者(37歳)

多くの人間がかかわった計画的犯罪

盗んだ金塊を処分するのにかかわった容疑

  • 小松崎太郎容疑者(40歳):東京都港区六本木3、自称会社役員
  • 永原憲一容疑者(70歳):千葉県船橋市南三咲3、貴金属取扱会社役員

盗んだ金塊を安易に処分すると、そこから足がついてしまいます。故買屋とも呼ぶ盗品を処分してくれる会社・人物も容疑者として上がっています。

小松崎太郎容疑者は、広い人脈を持ちNEWSの手越裕也さんと遊んでいる写真がフェイスブックに載っていたことで、芸能界まで話題が広がりました。これだけの事件に関わっていながら、堂々と豪遊した様子をフェイスブックなどのSNSにあげているのは現代的。

芸能界周辺には、怪しい事業やビジネスで稼ぐ人達がいますからね。パーティーや飲みの場では良く起きることでしょう。かつては、暴力団と芸能界が蜜月だったことは有名な話。パトロンなどになっていないことを願います。

また、週刊文春によると野口兄弟は、名古屋の不良集団の一員で、おネエタレントのGENKINGとも仲が良かったと報道されています。

金塊強奪事件の謎

最大の謎だったのは、貴金属会社が金塊を運んでいるのを狙い打ちしたところ。誰が情報を漏らしたのでしょうか。そもそも、この金塊自体の出所は?密輸された金塊の可能性はなど謎の多い事件。

野口容疑者側は、逮捕される前に、被害者に1.6億円の示談金支払を持ちかけて被害届の取り下げを求めたとの話もあり、なんと・・・・取り調べでは、窃盗のフリ・被害者と合意などと供述。つまり、狂言強盗だったとの主張をしています。

捜査が進展していけば、謎が明らかになっていくと思います。

なお、愛知県警の警官が容疑者に捜査情報を漏らしていたことも明らかになっています。刑事や捜査を描いた小説・映画では、腕利きの刑事が、親しい犯罪者やその予備軍に、捜査協力の見返りに情報を漏らすシーンは良くあります。新宿鮫などを読むと、下っ端を逮捕するよりも主犯を捕まえるために泳がすことやより凶悪な事件を解決するための必要悪としてそのことが書かれています。良くないことではありますが、品行方正では、情報を取ることができないということもあるのでしょう。

金価格の上昇・消費税増税などがあると、ますます金の密輸や強奪事件は増えてきます。この頃、テレビや雑誌でも金密輸事件はしばしば取り上げられていますからね。