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マーク・ファーバー氏の考える金投資のメリット:投機筋は仮想通貨に移った!

スイスの投資アナリスト、マーク・ファーバー博士が株式市場がクラッシュした時に、金投資を行うことのメリットを語っています。

マーク・ファーバー博士は、1987年のNY株式市場の暴落、日本のバブル崩壊、2007年のサブプライム~世界金融危機などを予告していたことで有名。なにしろ、2007年の資産バブル・金融危機前から金投資を推奨していました。

マーク・ファーバー氏の語る金投資のメリット

高値を更新し続けるNY株式市場は、その暴落リスクが心配されています。万一の事態に備えて、彼は、現物の金を安全に保有することを重視。もともと、バブル崩壊リスクへの警戒&コモディティ投資を好むファンド筋。

ファイナンシャルポインターさんが、マーク・ファーバー氏の語る内容を紹介。

株式市場が崩壊した時の金相場は、どう動く。

さて、マーク・ファーバー氏は、現在の金融市場をどのように考えているのでしょうか。その含蓄を聞いてみましょう。

安全資産としての金の役割から考えると株式市場が暴落すれば、金価格が上昇すると考えたい。しかし、リーマンショックが起きた時は、リスクが高まったことで、ゴールドすら換金売りの対象となった。

それでも、金投資を続けるとマーク・ファーバー氏は語る。具体的なポートフォリオは、資産を株・債券:現金:不動産:金投資を4分割するというもの。

投機筋は仮想通貨に

これまで、貴金属やコモディティを投機の対象としていた人の多くは、ビットコインをはじめとする仮想通貨へと移動。

現在の金価格は、かなり魅力的な割安水準。いつ上昇し始めるかはわからないが、私は金を保有し続けると云います。

「もしかしたらニューヨークが停電になるかもしれないし、インターネットが使えなくなるかもしれない。インターネットが使えなくなれば、スーパーに行ってクレジット・カードで食料品を買いたくても買えなくなる。しかし、金貨があれば数日生き延びられるかもしれないし、それが金保有の利点だ。」 ファイナンシャルポインター

その理由は、想像を絶する危機的な状況が起きた時。世紀末に流行したような、世界の破滅的状況に陥った時こそ【ゴールド】が役に立つと言います。

規制増加と間接部門の人員増加リスク

博士は、規制がどんどん増えていることのリスクを常に指摘しており、2017年の6月のレポートで、間接部門の急増を指摘。

教育部門で教師の過重労働が話題になるのも、書類の増加=間接部門が増加していることによるデメリット。規制の増加で対応するために間接部門が増えてしまい、直接、生産やサービスに携わる人よりも人員増加・高給を得るというのは、誰しもがちょっと違うと思うでしょう。

米国も日本も教育費や医療費が増加し、消費者物価指数の伸びを上回り国民負担が増加。これが、増えるばかりで改善の兆しがありません。

米国株式は、ハイテクのグーグルやフェイスブック・アップル・アマゾン・マイクロソフトが引っ張っているだけで、全体的な危機は増している!と主張。

マーク・ファーバー氏:Marc Faber Limitedの創業者・会長。スイスのチューリッヒ出身。1987年の株式暴落や日本のバブル崩壊そして、リーマンショックに伴う金融危機を見越して商品相場へと資産を移したことで名高いファンドマネージャー。

官僚組織は肥大するというのは、日本・ギリシャに限らず、どこの国も同じ。多すぎる規制は、階級や利権の固定に繋がり、社会の安定を損なうリスクに繋がりますからね。

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