新登場!ダイヤモンド取引が、金投資の代替先になる?

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シンガポールでスタートしたダイヤモンド取引は、投資家の避難先として金投資の競争相手になるのでしょうか?

テマセク・ホールディングス傘下のシンガポールダイヤモンド投資取引所(SDiX)では、相対取引が主流のダイヤモンド取引に風穴を開ける目的を金のライバルと定めました。

ダイヤモンドが金投資の代わりに?

ご存じの通り、ダイヤモンドは地中から掘り出した後、専門家の手で研磨されてから市場にでます。工業製品というより芸術品としての面が強く、金のように自由な加工ができません。一つ一つのダイヤに個性があるため、同じ大きさ・重さのダイヤでも価格に違いがあるというのが当たり前のモノ。

そのため、ダイヤモンド自体は、高価なものの投資先として選ぶには、問題が多いと見なされていました。4Cという言葉は結構、有名ですね。ダイヤモンド販売会社のホームページを確認してみました。

カットされたダイヤモンドは、G.I.A(米国宝石学会)が定めた「品質評価国際基準」に基づく、”4C”と呼ばれる4つの要素で評価され価値が決まります。ダイヤモンドは主に世界約30カ所あるダイヤモンド取引所や宝石業者間で取引されます。宝石業者間取引では、米国のダイヤモンド情報誌が毎週発行する「ラパポートダイヤモンドレポート」が、ダイヤモンド価格の相場として広く用いられています。ダイヤモンドの価値

多くの投資家が参加する逃避先市場として考えるには問題の多い品です。

投資先としてのダイヤモンドの欠点

  • 価値が安定していない=流通が不透明
  • 市場規模が小さく売買したい時にできない
  • 人工ダイヤモンドの存在
  • 巨大企業デビアスの存在=仕手のリスク
  • 紛争地帯の資金源になっている
  • 炎に弱い:800~1000℃で黒鉛化。金の融点は1064℃でかつ溶けても再利用できる

このような欠点があるため、資金の逃避先として金投資以上の存在にはなれずじまい。

逆にメリットは、持ち運びしやすいことが第一にあげられます。金以上に軽いため、戦争で他国に逃げる時などに、一番、有用な財産です。

シンガポールダイヤモンド投資取引所(SDiX)

今回、ダイヤモンドの現物取引専用の電子取引所【シンガポールダイヤモンド投資取引所】が出来たことで、透明性が向上する可能性があります。

ブロックチェーンを利用した認証システムと取引き履歴サービスを確立させるために、ブロックチェーンの会社・ダイヤモンド取引のデジタル鑑定を行う会社と提携を結び、世界初・最大のダイヤモンド取引市場を作り上げる。

シンガポールダイヤモンドミントカンパニー発行のダイヤモンド・ブリオン(ダイヤの標準品)は、SDiXの標準金額で発行するクレジットカードサイズのパッケージ=いわゆるこれが標準品。

焼結シジルコニアケース入りのパッケージで、独自の光学式署名認識システムとシリアル番号があり、モバイルで製品の認証が可能。かつ、De Beers Groupのダイヤモンド・グレーディング・アンド・リサーチ(IIDGR)の国際研究所の刻印技術が組み込まれてダイヤモンドの信頼性を担保。

2017年9月17日のダイヤモンド価格は、1667ドル。(0.3カラット:30EV1)

ダイヤモンド価格は、比較的に安定しています。

シンガポールダイヤモンド投資取引所:公式サイト:価格やチャートも乗っています。

ちなみに、ダイヤモンド取引所は、ベルギーのアントワープが有名。ダイヤモンドは、金投資程、市場の深みや安定性はないものの、基軸通貨としての米ドルの信頼が揺らいでいる中、選択肢の一つとしてこれから伸びていくのでしょうか?