2018年4月以降の金価格は、世界経済の変動リスクに要注意

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2018年3月末の期末を迎え、欧米諸国はイースター休暇を迎えて、心機一転、新たなステージを迎えます。金価格は、このところ1300ドルをキープして高値安定。NY株式相場は、レンジの幅が狭くなりつつあり、どちら側に離れていくのか固唾を飲んで見守る状況。

米ドルは、トランプ政権の貿易赤字解消・保護貿易の動きを受けて、下落傾向にあり、金価格を支えています。そして、米国と北朝鮮の関係は首脳会談の5月実現までは、落ち着きを見せるでしょう。


保護貿易から始まり、2018年4月以降の金価格を巡る動きは荒れ模様

米国の保護主義傾向と中国との交渉はこれから本格的に始まります。この行方は金価格や金融市場に大きな影響を与えるでしょう。

最終的には、赤字縮小への努力&ある程度の米ドル安に落ち着くと思いますが、そこに至るまでの道は長いはず。その過程で、米ドル安ユーロ高が生じれば、またも欧州のリスクが登場。

世界的に2017年よりも2018年の方が、リスクは拡大傾向。イタリアの政局は混乱し、ユーロ高などで、経済状況が悪化すれば、すぐにユーロ離脱の動きが、ドイツ以外の国で起きることになります。

ロシアと英国の対立は、世界中に拡大しており、こちらも気にしたいところ。首脳同士の関係以上に、国民同士の間で憎悪が高まる気配が濃厚。それにマスコミが大きく加担。

◆NY金価格の日足チャート 2018年3月31日 GMOクリック証券のCFD

金価格の日足チャート

日米政治スキャンダル:米女優&森友

日本は、森友問題で、佐川氏の国会証言が実現。佐川宣寿・前国税庁長官(前理財局長)は、証人喚問で、政治家や官邸の指示は、ないと証言。文書改ざんについては、証言を控えると言う内容で、野党は攻めきれず。長らく続けるこの問題も佐川氏を翻意させない限り、これ以上の手はなさそう。

そして、米国のトランプ大統領とドナルド・トランプ米大統領と不倫関係で話題の女優ストーミー・ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)さんが、示談金による和解や脅迫を受けたとテレビ番組に登場。こちらの問題がどう解決するかはまったく分かりません。

トランプ大統領には、敵が多く脇が甘いのは事実ながら、日本の報道以上に味方も存在していますからね。

2018年4月の金価格の見通し

米中の貿易摩擦・紛争リスクは、少し後退。北朝鮮リスクも穏やかになっています。3月末を乗り越えたことで、金相場は新たなステージへ。

一時的に、過度なドル安円高は止まる可能性があります。

米10年債利回りは3%を超えずに2.7%台に低下しており、株価に与える打撃は減少。

2018年3月30日:ブルームバーグデータ

  • 米10年債金利:2.74%
  • 米2年債金利:2.27%

一方で、経済的なファンダメンタルズに変化は無くても、バブル的な株価が崩れるリスクは高く、イベント内容次第で、急激に金融市場の変動幅が上昇するかもしれません。

■来週の注目スケジュール
4月2日(月):日銀短観、国内新車販売台数、米ISM製造業景気指数など
4月3日(火):ユーロ圏製造業PMI改定値、英製造業PMI、米自動車販売台数など
4月4日(水):人工知能EXPO、豪小売売上高、中財新総合PMI、米ADP全米雇用報告など
4月5日(木):英総合PMI、ユーロ圏小売売上高、米貿易収支など
4月6日(金):景気動向指数、米非農業部門雇用者数、米失業率など

フィスコ

米国の貿易収支・米雇用統計など重要な経済指標がありますので、金価格をはじめとした相場の変動に注意しましょう。