リック・ルールは、貿易戦争が起きれば、NY金価格が1400ドル以上になると予想!

<スポンサーリンク>

Sprott US HoldingsのCEO、リック・ルールは、米国と中国の貿易戦争が起きれば、NY金価格が1400ドル以上になると予想。ブルームバーグニュースで語りました。カンタンに内容をご紹介いたします。

2018年に株式市場の大幅下落や変動幅の拡大という荒れ相場になっている中で、安定している金価格。投資家は、危機やインフレに対するヘッジリスクとして金投資を行います。VIX指数が急上昇しても金価格は安定したまま。

貿易戦争がはじまれば金価格は1400ドルを突破

金投資の専門家達は、金価格が1400ドルをブレークすると予測。

その中の一人、資源の専門家で、Sprott US HoldingsのCEOを務めるリック・ルールは、米国が貿易戦争に突入すれば、簡単に1400ドルを突破すると予想。

世界的な貿易戦争が起きると、金価格は、過去5年間で最高レベルに急上昇するのではと考えています。

リック・ルールは、世界で貿易摩擦への緊張が高まっている中、投資家はヘッジやリスク回避に動くことを予想。債券の強気相場が終わるに近づいているため、金価格は2018年に1オンス上昇する可能性があると話しています。

信頼を失いかねない米ドル

彼は、過去、40年間、金投資に関わった経験上、金価格の最も重要な決定要因は、米ドルの動きであると説明。

米国が貿易戦争を始めれば、米国だけでなく世界中の人々に悪い影響を与えます。貿易戦争には勝者はありません。米国は、債務が増加しており、長期的に米ドルの購買力に懸念が生じます。金買い意欲が強いアジア地域での収入と貯蓄の増加は、金投資の増加に繋がる可能性があります。

金価格が急上昇する予想の根幹は、インフレと米ドルの信頼感喪失。

ロシアと中国は外貨準備の金投資を増やしており、米ドルは、負債を123兆ドル抱えています。他の国は、米ドルを保持すべきか金を増やすべきか選択を迫られる。

中国とロシアだけが金準備を増やしているわけではありません。 ハンガリー国立銀行(以下「MNB」)はロンドンに1億3,000万ドル相当の3トンの金を保管しており、この金をハンガリーに返却することを決めました。ドイツのブンデスバンクは、以前はニューヨークとパリに保管されていた金準備金のうち280億ドルを回収。

スティーブン・ムニューシン財務長官 は、2000億ドル相当の金が保管されているフォート・ノックスへと訪問をしました。 金はこれまで以上に世界的に重要になってきています。私たちは別の「ゴールドラッシュ」を見るかもしれません。それは、米ドルにとって良いものではありません。

いずれ、準備通貨にどの程度、信頼がおけるのかという重要なテストに近づきます。金投資の強気筋にとっては、1400ドルの水準が重要で、一度、それがブレイクすれば、さらに高値へと駆け上がっていくかもしれません。

Sprott US Holdings Inc.社長兼CEO:リック・ルール トロント証券取引所に上場する公的天然資源投資管理会社Sprott Inc.の完全子会社。

◆NY金価格の月足チャート GMOクリック証券のCFD 2018年4月4日

NY金価格の月足

1400ドルのレベルまでもう少し。2016年はわずかに届かず。

米ドルが貿易戦争その他の理由で信用を失えば、世界中が代替資産・通貨として、金投資に殺到するでしょう。その場合、1400ドルは通過点でしかありません。