米国の金融緩和早期終了の可能性で貴金属市場は激震に見舞われる

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金価格・白金価格が下落を続けています。下落が続くことで大手商品ファンドが売りを余儀なくされており値崩れを起こしているという噂もあります。

ニューヨーク市場の金相場は、2月20日に5営業日続落し、一時2.7%値下がりして昨年7月以来の安値を付け、ニューヨーク商業取引所(COMEX)の金先物4月きりは26.20ドル(1.6%)安の1578.00ドルで終了。

金融緩和の早期終了の可能性で金下落

米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、労働市場が改善する前に資産購入を縮小せざるを得ないとの可能性が示された。

現在、FRBは失業率の6.5%以下・インフレ率の2.5%以上で量的緩和政策を変更する方針。

ところが、FOMCメンバーから量的緩和政策の早期終了の意見が出てきました。

FOMC議事録:識者はこう見る(ロイター)

金融政策から、緩和から引き締め方向にすると、「ドル高・金安」の流れになることから、金が売られました。

●東京金価格の日足チャート(2013年2月21日)

金の日足チャート

●東京白金価格の日足チャート(2013年2月21日)

白金の日足チャート

現在の金価格

2013年は、米国の金融政策の行方に世界経済が振り回される一年。特に新興国経済からマネーが大きく流れ出すことに繋がる。

世界最大の覇権国「米国」の動向は経済的に大きな影響を与えます。しかし政治的な力はずいぶん落ちた年になりました。

この量的緩和終了が金相場の大きなターニングポイントになりました。量的緩和で供給されたお金のかなりが金投資に向かっていたことが判明しましたね。

先進国は、一般的な需要の落ち込みが大きく、いくら量的緩和を行っても企業は投資を増やさず。新興国に向かった資金が量的緩和終了で逆流してしまい、この後の世界経済は混乱の渦に巻き込まれてしまいます。