現物需要増とシリアの化学兵器問題など有事リスクで上昇

金価格下落による米国やアジア圏の現物需要の高まり
シリアの化学兵器使用を米国およびイスラエルが示唆したことによる有事リスク

NY金価格

NY金6月限:1,462.00 +38.80
NY銀5月限:2,414.00 +130.70
NY白金7月限:1464.10 +33.30
NYパラジウム6月限:681.40 -13.75

2013年4月25日

SPDR信託金残高:1090.27(4/19の1132.99より減少)
SPDR(金ETFのサイト)

金ETFは、金価格に連動した上場投資信託。

東京金の日足チャート

東京金は、NY金の下落にあわせて4月16日に4,132円まで下落したものの、その後のNY金上昇に合わせて上昇しています。

東京金の日足チャート

●ボリンジャーバンドのサポート・レジスタンス(金価格)
標準偏差(2.00):上値5,183円、下値4,234円
標準偏差(3.00):上値5,420円、下値3,997円
基準価格:4,708円
チャートはフジトミ

今後の金価格を予測する上でのポイント

シリア情勢(中東情勢)やテロ治安

オバマ大統領が化学兵器の使用はred line を越えるものであるとして米国の介入を示唆してきた。中東の窓

ボストンのテロに関しては、容疑者の単独(兄弟)犯行との見方が強まっていますがイスラム過激派思想が背景にあるということ、各地でテロとその類似行為が起きていますので注意が必要です。

米FRBの金融緩和出口戦略

米FRBが金融緩和終了を示唆したあたりから金価格の下落傾向が始まりました。その後のキプロス金売却が恰好の糸口となった感じがあります。

金融緩和の早期終了は無いとの方針を関係者が発言しています(インフレ率低下・失業者の推移)が、発言や議事録などに注意しましょう。

米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は4月16日、超緩和策を引き揚げる「出口戦略」を若干再考する必要があるとの考えを示した。FRBのバランスシートの規模は緩和策を開始した2011年6月時点での予想を大きく超えていると指摘。ただ、FRBが出口戦略を実施する時期は「まだ数年先になる」との見方を示す。

日銀の金融緩和

日銀:金融政策決定会合で、4日に決めた資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆─70兆円増やすとの金融政策を維持を全員一致で決定。

注目されていた4月26日の会合は、今のところ、目新しいことはありません。前回の会合で黒田総裁は戦力の逐次投入はせず、最初から全力を出すと話していました。

2013年4月26日

金価格の予測や見通しの記事はこちら