金投資の一つとして、芸術品の金細工を保有する方法もあります。
富山県生まれの大淵武則氏は、龍や鷹・鶴など優れた金工製品を生み出す現代の工芸作家。
大渕武則氏の金工製品
金を利用した芸術作品は、世界各地で作成されており、ツタンカーメンの黄金のマスクやロマノフ王朝のイースターエッグなど歴史的価値と芸術的価値を持つ逸品がたくさんあります。
そして、日本は黄金を使った芸術品にかけては古来より優れた製品を生み出しています。
●大淵氏の作成した製品を紹介する動画:残念ながら削除されました。
その作品は多数
世界最大のプラチナ製自由の女神像(縮尺三十五分の一)
第125 代天皇陛下御即位の礼記念『純銀製 翔鶴』(献上 東京都)謹製
号は「光則」、銀器界の名門、早川徳太郎師の門下で腕を磨く。師匠の早川氏についての情報は残念ながら見つからず。
金工製品の価格
金製品の名門企業「中外鉱業」のサイトで紹介されている金工の価格です。
純金の白鷹:参考定価【A型850g・・・20,475,000円】540×540×575mm
純金の尾長鶏:参考定価【4,515,000円】240×240×435mm,180g
日本は、昔から刀や鎧兜などで優れた工芸品を作成する能力に優れています。明治維新のときには、刀鍛冶や鍔作り職人たちが、外国向けの優れた芸術品づくりにしのぎを削りました。
●日本の金工品
普通に金地金を購入する場合は、金価格にその価値は左右されます。
こういった芸術品としての製品に投資する場合は、プラス芸術品としての価値が評価されることになります。
そのため、名工の作品であるほうが将来的な価格は高くなる可能性があるのです。