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米国の暫定予算失効し政府機関閉鎖す:2018年1月22週の金相場は金融と政治両面で波乱含み

NY金価格は、少し踊り場の状態。先週は、米株の上昇・米金利の上昇の中で、金相場は上昇トレンド継続もレンジでの終了。米国のつなぎ予算が失効したことも月曜の相場を動かします。

今後、日本銀行とECBの金融政策動向に注目が集まっていくでしょう。

2018年1月22日週の金相場見通し

22-23日開催の日銀金融政策決定会合は、金融政策維持の可能性が高いも、サプライズに注目したい。

ECBは、3月までに債券購入の終了期日を決英するとの見方があり、ユーロ買いに繋がる可能性もあります。そして、ドイツの政局は大連立構築に苦労しており、失敗に傾くとユーロ売りドル買いの方向に動きかねません。

トランプ大統領は、1月30日の一般教書演説前に、公約のインフラ投資の計画を公表する可能性があり、米政府機関の閉鎖問題と合わせて金融市場に影響を与えそう。

ドルが売られれば、金価格は上昇する傾向にあるため、欧米日の動きは注目です。

◆金の日足チャート 2018年1月21日 GMOクリック証券のCFD

金の日足チャート

◆NY金価格の日足チャート

金の日足

NY金価格の日足チャートを確認すると、12月につけた安値から上昇を続けており、トレンドは上向き。MACDは、クロス寸前であり、短期的な横這い・調整が起きやすい局面。調整が起きた場合、1311ドルや1265ドルなどが下落のポイント。

米国の暫定予算が失効

こちらもドル売り金買いに動く可能性があるニュースです。米議会では、民主党が移民保護をつなぎ予算に盛り込むことを要求し、共和党が突っぱねて、合意に至らず。21日も議会で合意を探ることになります。そのため、つなぎ予算が失効して、政府機関が一部閉鎖に追い込まれました。上院では可決に60票を必要とするも50票しか集まらず。

2017年4月の暫定予算:60議席の賛成が必要な理由

 

1月22日(月):金融政策決定会合、通常国会召集、コンビニ売上高など
1月23日(火):百貨店売上高、黒田日銀総裁会見、独ZEW期待調査など
1月24日(水):貿易統計、独製造業PMI、米製造業PMIなど
1月25日(木):独IFO企業景況感指数、米新築住宅販売件数など
1月26日(金):ファナック決算、中工業利益、米10-12月GDP速報値など

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