金価格は、21世紀に入り上昇しています。金価格の長期的な推移を見てみましょう。
目次
金価格(ドル建て)の推移:1981年以降
1981年以降の金価格の推移です。400ドル近辺で動いていた金は、近年、大きく上昇しています。金を含む資源価格は21世紀に大きく高騰しました。しかし、高値は2012年がピーク。
世界経済のネタ帳 1980年から2018年8月までの金価格推移:ほぼ30年間の動きを示しています。
金価格(ドル建て)のチ推移:2007年以降
2008年1月以降の金価格推移です。(価格は月の平均値)
単位: USドル/トロイオンス
ただし、2011年の1700ドル台をピークに上昇傾向からレンジ相場に流れが変化し、2013年4月に金価格の暴落が起きました。
金価格(円建て)の推移:1981年以降
次に、円建てにした金価格です。為替相場が円高に動いたこともあり、日本円建ての金価格は下がり続けました。
単位: 円/トロイオンス
金価格(円建て)の推移:2007年以降
2007年以降の金価格は上昇傾向です。
単位: 円/トロイオンス
日本国内の金価格は、為替相場の円安で価格上昇しますので、NY金が下がっても上昇していました。
しかし、さすがに米国金融緩和縮小の動きに抵抗しきれずに日本の金価格も下落しています。
ドル/円相場のチャート
ドル/円相場の長期チャート(月足)です。1995年4月の79円台まで円高が進行しました。
サクソバンク証券
その後、2012年秋の総選挙から政権交代の流れのなかでドル/円は円安に大きく動きます。100円を挟んでやや円安が続く。
2018年8月現在は、110円前後での動き。
時折、金やドルの長期チャートを確認しておきましょう。