金価格が暴落している中(2013年4月)、下落するまま指をくわえてみているのは残念ですね。対処する方法に商品先物取引で金売り(ショート)を行うことで、価格変動による損失をヘッジする方法があります。
金価格値下がりの対処:商品先物取引でヘッジ
もし、金貨や金地金の形で金投資をしていて、金価格がさらに値下がりしそうな状況にある時の対処方法です。
金の現物を売却する
さらに大きく値下がりしそうだと思ったら、地金商や金ショップで売却する方法です。
買ったお店で売却するのが良いのですが、他の店でも買い取ってくれます。
商品先物取引を利用する
金地金を売却するといっても、店に持っていく必要があったり身分証明書が必要で、急場の対処ができないことがあります。
また、一時的な値下がりでまた上昇すると予想するなら金を売却したくはありません。そこで商品先物取引の出番です!
金の値下がりリスクを売りでヘッジ
金価格が1g=5,000円から4,300円まで値下がりしました。
金地金を1kg持っていると500万円から430万円まで価値が下がることになります。
そこで、値下がりリスクをヘッジするために、商品先物取引で「金の売りポジション(売り建て)」を持つのです。
もし、予想通りに金が値下がりすると、金の売りポジションは利益になり、金地金の損失を埋め合わせることができます。
逆に、金が値上がりすると、金の売りポジションは損失になりますが、持っている金地金で利益が出ますので損失にはなりません。
※手数料等は除く。
先物取引でリスクヘッジをしている場合は、価格が上がっても下がっても損失も利益も発生しません。値上がりや値下がりで利益を得たい場合にはどこかでヘッジを外すことになります。
このように、金価格が値下がりしそうだけど、現物を売りたくないというケースにおいて、商品先物取引を利用してリスクヘッジを行うことができます。
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●フジトミ