米国は、5月10日の期限切れで、対中追加関税を10%から25%に引上げ

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金価格・株式・為替に多大な影響を与える米国の対中追加関税。期限の5/10を過ぎたことから、10⇒25%への引上げを行いました。

10日午前0時1分(日本時間午後1時1分):中国からの輸入品2千億ドル(約22兆円)への関税引上げで、中国による報復措置が気になるところ。

すでに、市場に織り込み済みだったことから、大きな混乱はないものの、ややリスクオフに傾き、金価格は上昇。米ドル/円は円高に動きました。

追加関税引上げ後の米中交渉シナリオ

今後については、期限を過ぎたとはいえ、交渉がストップしたわけではありませんから、交渉がまとまればリスクオン。決裂すればリスクオフの流れが続くでしょう。

1.米中が合意:合意がまとまれば、貿易戦争は一段落しリスクオン。金価格にはややマイナス。

2.追加関税引上げるも通商交渉は継続;中国側は、大筋の話は受け入れているも、法律改正が難しい。そのため、一旦、追加関税引き上げて、交渉を継続。

3.関税引上げを延期し、通商脅威は継続:関税引上げを延期した上での交渉。

4.交渉決裂:交渉決裂で、米国側は関税引上げ、中国側が報復措置を取る。リスクオフシナリオ。米債売却に動けば、米ドル安金価格高になるか。

現状、2の追加関税引上げも通商交渉継続シナリオ。関税を引上げても、合意の余地は残っているため、相場急変に要注意。

今回、トランプ大統領が姿勢を変えたのは、中国側の修正内容に対する怒り。

合意文書案は150ページ近くに及ぶが、中国政府が加えた修正は、これまでの交渉を白紙に戻すような内容だったという。関係筋によると、中国政府は、知的財産・企業秘密の保護、技術の強制移転、競争政策、金融サービス市場へのアクセス、為替操作の分野で、米国が強い不満を示していた問題を解決するために法律を改正するとの約束を撤回した。ニューズウィーク

貿易戦争が激しくなれば、米国側の景気にもダメージを与えるとして、エコノミスト・外交官は、トランプ大統領の姿勢をブラフ(から脅し)とみなす向きもあります。しかし、トランプ大統領の長所&公約は、既存の政治家による妥協を許さないこと。安易な妥協はせずに、実行力を持った脅しを行います。

中国は、バイデン氏及び民主党と交渉をしていたとのトランプ大統領の指摘。

米国の3月貿易赤字は、全体的な数字は増加。そして、対中赤字は減少。

9日発表した3月の貿易赤字は前月比1.5%増の500億200万ドルだった。市場予想は502億ドルだった。トランプ米大統領が掲げる「米国第一主義」政策の中心的な課題である対中貿易赤字は16.2%減の207億4900万ドルと、2014年3月以来の低水準になった。ロイター

金スポット15分足と株のチャート:GMOクリック証券 2019年5月10日13:45

金と株のチャート

米国の関税引上げを受けて、金価格は上昇。 過去三回の関税引き上げ時の為替と株価の動き。直後に上海株が上昇しているのは? 

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