米国株のS&P500は、2020年3月23日の2170.3(GMOクリック証券のCFD)が安値になるかもしれません。
ゴールドマン・サックスのデイビッド・コスティン氏は、前例のない金融政策による支援とフラット化したウイルス増加数が、米国経済と金融市場の下振れリスクを劇的に減少させたと言います。
FRBと戦うな
さらに、モルガン・スタンレーの株式ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は、前例のない景気刺激策が、急激なインフレ率の上昇と米ドルの下落を引き起こすと予想。
米ドルの下落は、金価格の上昇へと繋がります。
逆に下落の可能性については、経済ストップを再開した後、米国で感染が急増した場合。いわゆる第二波の可能性。
トランプ米大統領
「経済再開計画をまもなく取りまとめる見込み」
「OPECプラスの減産合意、世界全体では2000万バレルの減産につながるだろう」— TEAM ハロンズ (@TeamHallons) April 13, 2020
企業業績については、今の株式市場には、強い影響を与えないという見方も出ています。多くの投資家は、第1四半期の決算報告によって、株価が下落するとは考えていません、すでに、2020年の悪い業績は、反映されており、2021年の業績に注目しています。
FRBによる金融緩和と資金供給により上昇した相場。FRBは、必要なことは何でもすると決意しており、それを疑うべきではない。FRBと戦っても勝ち目はない。モルガン・スタンレーのチーフ・エクイティ・ストラテジストのマイケル・ウィルソン氏は、S&P500の予想を3,000に引き上げました。
年末の予想は、
- ベア:2,500
- 中立:3,000
- ブル:3,250
もうこうなると、以前のレベルに逆戻り。リーマン・ショックよりも早いレベルで相場は戻るのでしょうか?
●米国S&P500 GMOクリック証券のCFDチャート 2020年4月14日
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