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BNPパリバとソシエテ・ジェネラルは、新型コロナ騒ぎで株式デリバティブの巨額損失を公表

相次ぐ、フランス系銀行の大損失。新型コロナウイルスで混乱している金融市場。株式はもちろん原油市場や金相場も大混乱。その中で、フランス最大手の銀行であるBNPパリバに続き、ソシエテ・ジェネラルも大きな損失を出しました。

株式デリバティブの損失は、巨額。これは、1-3月期の株式市場が急落した折のもので、原油市場が混乱した4月の業績は入っていません。ソシエテ・ジェネラルは、5月6日に、1-3月期の決算を発表する予定。日本は、GWですから、市場の乱高下やフラッシュ・クラッシュが起きないか気になります。

BNPパリバとソシエテ・ジェネラルが巨額の損失

  • ソシエテ・ジェネラル:1億5000万-2億ユーロ(約173億-231億円)
  • BNPパリバ:株式デリバティブで推定2億ユーロ(約240億円)

ゼロヘッジによると、フランスの銀行は。デリバティブ取引を得意として、ニッチな市場を切り開いてきました。その取引は、市場が平穏な場合は、上手く機能し、VIX指数(恐怖指数)が給湯すると大損する仕組み。

こうなると心配なのが、リーマン・ショックの発端となったパリバショック。

 2007年8月9日、仏大手金融機関・BNPパリバグループが「投資ファンドの解約を凍結する」と発表しました。購入した住宅ローン証券の損失が大きかったためです。これを受けて世界の株式市場は急落に見舞われました。住宅ローン証券の値下がりは翌年9月、米国のリーマン・ブラザーズの経営破綻を引き起こします。パリバ・ショック

またもやフランス系銀行が、金融危機の引き金を引かないか気になるところです。

フランス最大の銀行であるBNPパリバが世界の市場が混乱に陥った昨年末、S&P500種株価指数に連動するデリバティブ(金融派生商品)取引で8000万ドル(約87億6000万円)の損失を被ったことが分かった。株価デリバティブで大損失

2018年末にも、ニューヨークのトレード責任者アントワーヌ・ルース氏が、多額の損失を計上。

BNPパリバの四半期財務情報:グーグルファイナンス

  • (EUR) 2019年12月 前年比
  • 収益 104.86億 13.72%
  • 純利益 18.49億 28.22%
  • 希薄化後 EPS 1.39 28.7%
  • 純利益率 17.63% 12.72%

BNPパリバの純利益は、18.49億ユーロありますので、2億ユーロの損失は十分にカバーできます。金融危機が起きるときは、投げ売りの殺到で価格が不明になります。今後の損失状況には注意したいところ。

新型コロナウイルスで、企業活動は停止。飛行機は飛ばず、車は車庫。企業も銀行もキャッシュがまったく回りません。お金は天下の回りもの・経済の血液と言われるように、大封鎖が、経済に与える影響は甚大です。大量に供給するであろうマネーが、上手く回り始めるには時間がかかり、その間に、多くの企業は倒産してしまいます。そして、余ったお金は、一部の好調な会社や資源に向かいバブルを引き起こすことになります。金価格もその一旦を担うことになるでしょう。

ソシエテ・ジェネラルの財務情報:グーグルファイナンス

四半期財務情報

  • (EUR) 2019年12月 前年比
  • 収益 58.6億 5.32%
  • 純利益 6.54億 4.53%
  • 希薄化後 EPS 0.57 8.06%
  • 純利益率 11.16% 9.34%

ソシエテ・ジェネラルは、純利益、6.54億ユーロとパリバよりも利益が少なく、損失の影響が甚大です。

今のところ、実体経済の悪化に比べて、金融機関の痛みは少なく、金融危機の状況にはありません。しかし、株式・原油・金価格の乱高下で、更に大きな損失が出てくるようだと危ないですね。その際は、現金化・ポジションの解消で、金価格も下げる場面があると思います。

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