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コロナ後の物価は?FREDのブレークイーブンインフレ率に見る今後のインフレ率

コロナ後の世界は、インフレになるのかどうか?

先進国の中央銀行が、一斉に量的緩和を行う中、金価格は、上昇を続けています。しかし、金以外の金属(パラジウム・銀・銅)は、弱く、原油安もあって、インフレの気配は弱いまま。そこで、FREDが公表している「Break Even Inflation rate(ブレークイーブンインフレ率)」を確認してみましょう。

●原油の下落が大きく、米CPIは低下。

ブレークイーブンインフレ率に見る今後のインフレ率

ブレークイーブンインフレ率は、今後のインフレ率を金融市場が、どのように予想しているかの基準となる数値。

市場が推測する期待インフレ率を示す指標のこと。英語表記(Break Even Inflation rate)を略して「BEI」とも呼ばれる。物価連動国債の売買参加者が予測する今後最大10年間(物価連動国債の残存期間次第で10年未満になる場合がある)における年平均物価上昇率を示す。ここでの物価変動はコアCPIと呼ばれる「全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数)」を基準とする。ブレークイーブンインフレ率(ぶれーくいーぶんいんふれりつ)

FREDの10年物予想インフレ率で、今後のインフレ率を見ると。新型コロナウイルスの影響で、インフレ率が低下していることがわかります。

ブレークイーブンインフレ率(ぶれーくいーぶんいんふれりつ)

出典:FRED 10-Year Breakeven Inflation Rate (T10YIE)

ちょうど、リーマン・ショックの時と同じような下げですね。予想インフレ率に関しては、リーマン・ショック時の方がデフレ傾向になったということがわかります。この時は、0.10%まで下がっています。2020年5月14日時点での予想インフレ率は、1.07%とインフレになりそうなデータではありません。

コロナの影響が薄れ、供給網が復活した後のバブルが怖いですけどね。

経済対策による緩和インフレか需要減少のデフレか

しかし、新型コロナウイルスの影響で、各国で金融緩和が起きているため、インフレになりえる可能性はあります。一方、コロナによる移動制限・三密の排除は、大きな需要減少・経済減速をもたらしており、こちらは大いなるデフレ要因です。

この2つの綱引きでインフレになるかデフレになるかが決まってくるでしょう。ブリッジウォーターのレイ・ダリオ氏をはじめ、インフレを警戒している方は多数。インフレヘッジで金投資を増やす動きは根強く、金価格は、大きく上昇しています。

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