金のニセモノを判別する方法:豊田商事事件など詐欺事件などもあり信用第一

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金は、見た目で他の金属と区別できます。重さも鉄などより同じ大きさなら重いことからニセモノを見破りやすい金属。しかし、価格が高いだけにあの手この手で騙そうとする輩も存在します。何しろ、高価な品ですからね。基本的には世界のどこでも同じ価格です。

とはいえ、取引形態により、様々な手数料や経費が加算されるため、商品先物取引価格と現物(バー・インゴッド・コイン)の金価格は異なります。

ニューヨークやロンドンの金市場で取引された価格を指標として、世界各国の金価格は決まります。国際金価格は、トロイオンス(1トロイオンス=31.1035g)が単位として使われますので、日本で利用するグラム単位に換算。

新聞やインターネットでも、現在の金価格を確認することができますので、お持ちのゴールドがあれば重量分を掛けると自分で計算することができます。計算の時は金の純度にもご注意ください。

金の偽物(ニセモノ)を見分ける?

上記のように価格は、世界共通。そのため、一般的な相場より安く買える場合、ニセモノの確率が高い。

もちろん、手数料などの問題で、多少の価格差はありますが、どこで売買しても大きな差はないため、相場より安く金を譲るなどという話には乗らないでください。

よくできた偽物を出された時に見分けることは難しいため、偽物の金を掴まされるようなリスクは負う必要がありません。

金属の中でも比重の重い金属であることから、単純な偽物であれば手に取った時の重さで判断できます。ところが、重さも同じ程度にした上で金メッキで加工された金の真贋を付けるのは難しい。そして、困ったことに、同じような比重を持つタングステンという金属で作ったニセモノがあるのです。

偽の金の一つ:黄鉄鉱(パイライト)

ニセモノの金を判別する方法

株式会社ネットジャパン様のサイトでは、持ち込まれたニセモノを紹介しています。

比重(重さ)で比較する方法では、タングステン合金など精巧なものは見分けがつきません。刻印があるといってもそれだけを鵜呑みにするのは危険。

専門店ではX線分析装置などを利用して真贋判定をしているとのこと。細かな密度の違いからニセモノと本物を見分けることが可能。

  • 金の密度:19.3[g/cm3]
  • プラチナの密度:21.4[g/cm3]
  • タングステンの密度:19.4[g/cm3]

蛍光Ⅹ線貴金属分析装置

タングステンを使われると、密度がほぼ同じ!すなわち、重さでの真贋判定ができず、かといって、高価な金製品を傷つけるのも論外ということで、ニセモノが横行することに。

貴金属取引は信用が大切

貴金属を取引するときに一番大事なのは、世界中どこでも同一価格ですから、取引をする会社の信用が大切です。

現物の金や純金積立は、誰か分からない人から買うのではなく田中貴金属などで購入した方が安心ですし、金の証券に投資するETFや公設取引所の商品先物取引などは信用面では安心できる取引対象です。

怖い金取引と言えば豊田商事事件

金取引で怖い事件と言えば、豊田商事事件があげられます。

1980年代に社会問題化した、金の現物まがい商法で、最終的に被害総額2千億円と言われ、テレビが報道している目の前で豊田商事会長の永野一男氏が刺殺されたことでも有名です。

この事件の場合、顧客は、豊田商事で地金を購入するものの、現物の金を渡さずに預り証券を渡すだけで、実際には金の購入を行っていない詐欺商法でした。

さらに、販売の相手先に独居老人を中心に選び、まるで息子や娘のように親しくなった上で販売する手法でした。お風呂に入れてあげたりごはんを作る・食べるからドライブや散歩に行くなど心を許した上で営業を行うわけです。

豊田商事事件のまとめ

ニセモノ事件とは少し違いますが、こういった事件のことも知っておきましょう。

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