金に対して安値放置が続いたプラチナの上昇が続いています。今後の、水素エネルギー社会に向けて、触媒需要が高まることや宝飾品需要の増加で、プラチナ需給は、2020年で37トンの不足が出るとワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシルが公表しました。
プラチナ需給は、37トンの不足
●2020 年予測は、供給 18%減に対し、需要は 5%減に留まることから、37 トンの不足
●2021 年の初回予測は供給 17%増、需要 2%増、7 トンの不足
●世界的な高リスクと水素エネルギー社会におけるプラチナの重要な役割を背景に、2020年の投資需要は過去最高となる見通し
●2021 年の中国宝飾品需要は 7 年ぶりに増加予想
新型コロナウイルスからの回復で、自動車需要が好調。そして、金・銀・白金への投資需要が持続。そのため、2020年は、37トンの不足。2021年も7トンの不足が予想されています。
南アフリカからのプラチナ供給は、2019年139トンに対して、2020年度は、96トンと大幅に減少。そのため、プラチナ全体の供給は210トンに減少(-18%)。
●プラチナ上昇について:ツイッター
プラチナ、いよいよ本格的な上昇へ? https://t.co/oIgz7GHhRB pic.twitter.com/GkOAh5yVSs
— 大橋ひろこ (@hirokoFR) November 19, 2020
「WPIC Platinum Quarterly Q3」 が発表されました。JBMAでは日本語訳を用意します。お待ちください。一番の注目点はこれ。2020年のプラチナの需給は37トンの供給不足。 pic.twitter.com/MTzvLMAgXf
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) November 18, 2020
WPIC=プラチナは、2021年も3年連続の供給不足見通し。17%の供給増に対して、2%の需要増で、需給ギャップは縮小。ただ、自動車触媒と工業用需要を強めで、投資需要が半減しても、生産が本回復しない中では、供給不足維持…といった感じ。まだ全部チェックしていないので、あとでメルマガで解説します。 pic.twitter.com/ExvHICjKMq
— 小菅 努 (@kosuge_tsutomu) November 18, 2020
ゴールド・プラチナ・スプレッドが逆転したのは2015年です。それ以来ゴールドのプレミアムが続いています。理由はただ一つ。投資家がゴールドを買ってもプラチナは買わないからです。RT @hei_san5: @BruceIkeGold 金白金比価がコロナ前の水準に戻らない背景は何だとお考えですか? pic.twitter.com/uo2LYewNup
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) November 11, 2020
NY白金 21/01 950.90 △13.80
テクニカル要因の買いが入って堅調に推移したのち、欧州時間に戻りを売られて上げ一服となった。米ファイザーの新型コロナウイルスのワクチン開発の良好な結果による景気回復期待などを受けて堅調となり、高値959.9ドルを付けた。#NY白金 #商品先物— 商品先物取引の北辰物産@8年連続比較ランキングNo.1 (@hoxsincx) November 18, 2020
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