2021年7月のFOMC議事録公開。今は、8月と先月から少し時間経過。その中で、意見は割れているものの年内にテーパリング開始するだろうとの見方が大勢。ゴールドや株式市場は、崩れていないものの危うい場面にあることに変わりありません。
今後は、雇用統計のデータ次第で、テーパリングとなりそうです。8/26-28にジャクソンホール会議もありますし、そこで、今後の道筋を示していくと思います。
FOMC議事録によるテーパリング開始
そうなると、米株が一時的に売られやすくなりますし、ドル高が進みやすくなります。そのため、米ドル高ゴールド安が起きやすくなります。
ただし、問題は、テーパリングを行ったあと。テーパリングによる株安・経済失速が生じれば、パウエル議長をはじめとしたFRBの責任を問われかねず。
かといって、いつまでも緩和継続というわけにも行かず、インフレも心配ですしね。なんとかテーパリング自体は、実行するのではないでしょうか。
“調査対象となったファンドマネジャーの84%が今年末までに当局のシグナルが発せられるとみている。インフレが一過性だとの見方は65%に上った”
年内にテーパリングのシグナル、運用者の84%が予想-BofA調査 https://t.co/3XfyiM579Q @businessより pic.twitter.com/y8lGCJm1nZ
— fugasan (@fugasansan) August 19, 2021
8月19日
米国市場は急落。FOMC議事要旨から年内テーパリング開始の可能性が高まっての市場の敏感な反応です。一方、ドル高が進行。キャッシュに戻す動きですね。#米国株 #株価 pic.twitter.com/EYctXlGG91
— やすけ@米国株投資 ITエキスパート (@yasukecom) August 19, 2021
おはようございます。7月のFOMC議事録が公開されました。雇用はまだ目標には達していないが、年内には目標に達しテーパリング開始の可能性が高い。しかしデルタ株要因の不安とインフレが予想に反して一時的ではない恐れ、も触れられています。#ゴールド はあまり大きな反応はこれまで無し。 pic.twitter.com/h0BPz6LnFt
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) August 18, 2021
FOMC議事録から:大半のメンバーは今年中のテーパリングが適切だろうと判断、数人はテーパリングは来年が適切という意見、数人のメンバーはテーパリングは当分の間するべきでないという意見。 https://t.co/eCxnvVigDs
— T.Kamada (@Kamada3) August 18, 2021
【FOMC議事録】
年内テーパリング実施の見方が多いです。9月月初の8月米雇用統計で雇用の回復が確認されれば、実施は現実味を帯びそうです。
テーパリングで一時的に株価はギクシャクしそうですが、不透明感がなくなることで、市場にとってプラス材料になると思われます。https://t.co/xzkelkW89b
— チャック@投資✖️ブログ (@chakku3970) August 19, 2021
昨日の米国株は全体的に大きな下落
FOMC議事録内容が、テーパリング(量的緩和策を縮小)する際の雇用面での条件が今年中には達成されそうだというモノだったことを要因に、テーパリング懸念が高まり全体的に下落した。現在の予想としては9月のFOMCでテーパリング発表見通し。 pic.twitter.com/2MYDNAwWiV
— たりたり🦉機関投資家企業分析 (@taritariblog) August 19, 2021
FOMC議事録のテーパリング年内開始支持も、かねてからの予想通りでした。ユーロや豪ドルに対して米ドル高値更新の背景も、基本は米国への資金回帰なんでしょう。
— 国際金融アナリスト・吉田 恒 (@yoshida_hisash1) August 19, 2021
【きょうのひとこと】
<FOMC議事録>
✅「大半」が年内のテーパリング開始を支持
✅来年開始派や当面無理派も相応に存在
✅テーパリング開始のコンセンサスはまだ形成されず
✅市場のコンセンサス形成もまだ先
✅その間ドルは不安定な値動きになりやすい#fx #為替 #ドル円 #USDJPY #FOMC https://t.co/RXMKKX1vgT— 外為どっとコム総合研究所 小俣凪子 (@gaitamesk_N) August 19, 2021
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