FRBは、2021年11月2・3日に開催したFOMCで、テーパリングの開始を宣言。これ、開始自体は、市場の予想通り。
テーパリング開始直後、金価格は売られています。FRBによるインフレは一過性との判断も影響したのでしょう。
2021年11月のテーパリングスタートでゴールドは売りからスタート
「テーパリング開始で金価格は売られ・・・」
米FOMCでは量的緩和の縮小(テーパリング)開始が発表され、月額150憶ドルの購入が縮小されるものの、インフレ高進は「一過性」のものとの判断を維持し、速いペースでの利上げは・・・#NY金#ゴールド#XAUUSDhttps://t.co/SvficIk6Ss
— コモディティヘッドライン (@Commodity_HL) November 4, 2021
しかし、10月の米CPIが、前年同月比+6.2%の上昇。6%すら超えてきたことで、市場には焦りが見えてきました。この数字を受けて、金価格は、大幅に上昇。
レジスタンスラインを突破しそうな勢いを見せています。
やはり、CPIが、大きくブレイクしたことで、インフレに対する警戒感が、相当、強まっている様子。そうなると、さすがに、ゴールドに買いが集まります。
ドルの引き締めが早い→円よりもドルの価値は上がる。でも、10年国債買っても金利は1.4%に対してCPIは6.2%。つまりドルの価値の下落幅が国債よりも大きい→ゴールドで持っておこう→だからゴールド高ってロジックなのかなー?
(;-ω-)ウーン
本当かどうかはわからんですからね?— 火鱗刀(かりんとう) (@cacalottotto) November 11, 2021
ゴールド週足
11/10(水)米CPIを受けて、
2020年8月以来の三角保ち合い & 重要な上値抵抗線を上抜けた可能性が高い。今週の引け値で、このラインを破れるか注目される。 pic.twitter.com/IbsGilzgcv
— 銀金原油株$金利 XAG XAU Dow EUR GBP 10y Yield (@silverdowgold) November 11, 2021
日経新聞の後藤達也氏のツイッターから。
パウエルFRBのテーパリングペースについて
問題なければ、2022年半ばにテーパリングは完了。
◆テーパリングのイメージ
・毎月、国債100億ドル、MBS50億ドルのペースで減額
・ペースは経済次第で調整
・順調なら2022年半ばに購入減額が完了
・それでも残高としては資金ジャブジャブの状態
・市場では減額完了からしばらくして利上げ開始の見方が多い
・発表前後で株価と長期金利はやや上昇 pic.twitter.com/BcEcX2Y1iR— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 3, 2021
景気サイクルがめちゃめちゃ~😆😆😆
自分なりの想定は、「景気拡大段階、次の拡大につながるか?分かれ道」。テーパリング、早めのFF金利上げを市場折込。
①国債ETF下がったら買い増し。
②ゴールド、地味に買い増し。
③株式、リア充銘柄以外は小刻みな利確
の方針で行きます。 pic.twitter.com/VJtcILNOsY— 20 in 20 (@KstockH) November 12, 2021
Fedのポリシーは、矛盾の壁にぶつかっています
インフレ率が急上昇している為に、テーパリングを進めたり、利上げすることはできません
Fedが何もしないか、QEを追加する場合は、こんにちはハイパーインフレーション
株が崩れるとGold の台頭が始まります https://t.co/3EyHQr9sLO— midori (@midori_fx) November 11, 2021
ゴールドマン・サックスは「予想を上回るインフレ高進と巨額な政府支出によって、超低金利時代が終わりに近づきつつある」と指摘した。https://t.co/SFo2kIP8Dj #ゴールドマン #FRB #FOMC #インフレ #テーパリング #利上げ #米国株 #米国市況 #米株式 #ダウ平均 #日経平均 #TOPIX
— 巷の情報分析アナリスト (@bIQ3gpjRPcU1abb) November 9, 2021
次に問題となるのは、利上げの時期とペース。2022年に二回ほどの利上げがあるだろうとの予想が濃厚。インフレが加熱している中、FRBは、景気を冷やさず、利上げを行うというミッションを求められています。
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