ようやくパウエルFRB議長の再任指名が決まりました。インフレ加速する中、テーパリングと利上げの加速が視野に入ってきました。
パウエルFRB議長の再任指名で利上げ予想⇒金価格は下落
パウエル議長の再任指名で利上げ予想が有力に。さて、株価と金価格の行方が気になるところ。株式市場は、利上げ相場に耐えて、上昇トレンドを維持できるだろうか。そろそろ、打ち止めを考えたいという投資家も増えている様子。夢の劇場と呼ばれるオールド・トラフォードでレジェンドのスールシャール監督が解任されたように、株式相場の夢が終わることを考えておきたいところです。
夢は、滅びる前こそ美しいので、どこまで続くか見守りたいと思います。
🇺🇸利上げ予想 加速
下記グラフ、一目瞭然です。雇用・物価指標やFRB幹部発言に注意が一段と必要になっています・パウエルFRB議長の再任指名で利上げ予想が加速
→ 2022年前半にも利上げするとの予想も浮上
・強いインフレがなかなか収まらず
・FRB内ではテーパリング加速論も pic.twitter.com/32DIIJZs5R— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 23, 2021
🇺🇸FRB利上げ見通し(2022年)
GS: 6月 / 9月 / 12月
*テーパリング倍額(1月開始)DB: 6月 / 10−12月
*テーパリング倍額(1月開始)WFC: 7−9月 / 10−12月
JPM: 9月 / 12月
BofA: 10−12月
MS: 2023年以降
TD: 2023年下半期
今後もタカ派修正があるかもしれませんm(_ _)m
その都度共有します✊ pic.twitter.com/VDB5HHEBz9— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) November 25, 2021
📝FRBによる過去の利上げ期間と金利・株価
📈利上げ可能=景気は良好なので、利上げ期間は株価も堅調
📉景気悪化で利下げが始まると株価も下落、歴史的ショック安発生(ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック)
11/25 日経CNBC pic.twitter.com/nt7EBGiWwx— ふみ (@fumicco) November 25, 2021
かつての米ソ冷戦終了の遠因には、80年代前半の米国の高金利政策に旧ソ連が悲鳴をあげたこともありました(ドル高がやがて米国にもブーメランしましたが)。事実上の世界中央銀行のFRBの利上げは、経済的、政治的にインパクトが大きく、新興国などの混乱に要注意です https://t.co/Rvs7ZVBDbG
— 清水功哉(日本経済新聞) (@IsayaShimizu) November 24, 2021
🇺🇸金融当局
多額の債券購入プログラムのテーパリング(段階的縮小) について、ペース加速を検討。連邦準備制度理事会 (FRB)のクラリダ副議長、ウォラー理事、セントルイス連銀ブラード総裁の3氏は先週、12月14 ,15日の次回 FOMC会合でテーパリングのペース加速が議題となる可能性を示唆。 https://t.co/FqIORNDAFi
— ハンベスター @幸せな人生を追求する投資生活🔔 (@hanvestor) November 21, 2021
インフレは、2022年後半に落ち着くとの予想もあり
三井住友DSアセッジの市川市は、2022年後半にインフレが落ち着くとの見方。そのため、2022年10-12月期に1回の利上げを予想。
米国における足元の物価上昇は、ほぼコロナの感染拡大に起因するものと考えられます。すなわち、コロナの感染拡大で働き手が労働市場から退避→物流や工場などでの人手不足→物流の停滞や原材料不足→人件費や原材料価格上昇→財・サービス価格への転嫁→物価上昇、という流れです。したがって、コロナの感染が落ち着き、働き手が労働市場に戻ってくれば、物価の伸びは次第に鈍化する可能性は高いとみています。パウエル議長の再任について
テーパリング&利上げ加速に対する金価格の反応
さて、これからは、本格的なインフレ時代が到来する可能性が高くなってきました。そうなると、一時的な金価格の下落はあっても、将来的に、まだまだ上昇していく可能性が高いといえるでしょう。
- 一時的なインフレではなく、本格的なインフレ
- 物価上昇と経済の減速=スタグフレーション化
- 景気に配慮して、金利を上げられないFRB
- 物価上昇も金利は上昇しすぎない=実質金利の低下
- 実質金利の低下とインフレ=金価格の上昇
このシナリオが現実化する可能性が出てきました。
金価格について言えば、株式市場の動向によっては下落圧力がかかる可能性もある。リーマンショックにおける株安と金価格下落で、株安は金相場にマイナスに働くことが分かっている。
・リーマンショックで急落した金価格、上昇した米国債
だが今回の場合、金価格は既に去年の高値から下げているので、来年に予想される株安に連動して下がってもここ数ヶ月の底値程度までだろう。つまり、金価格は恐らく底を打ったと言える。その後はスコット・マイナード氏が最初から予想していたシナリオである。もはや何も言う必要がないだろう。
・マイナード氏: インフレ懸念で金価格は最大5倍になる
金価格の急騰について
日本経済新聞によると貴金属の相場が急落し金の指標となるニューヨーク先物は23日、節目となる1トロイオンス1800ドルを下回り約3週間ぶりの安値をつけた。FRBパウエル議長再任が決まり、インフレ対応のために利上げを急ぐとの観測が浮上。金利がつかずインフレ回避資産とされる金への逆風が強まった。
— ただっち tdc_ccd 塩漬けのプロ (@tdc_ccd) November 24, 2021
直近でもCPIの6.2%などを
背景に買いが入っていましたがパウエル氏のFRB議長再任で
利上げムードの高まりもあって
大きく売られていましたねそれ以外でも大きく上下する
GOLDですが、インフレに関しては
気を配りたいですね pic.twitter.com/T0qwjZo6pC— タラリコ/ファンダメンタルズおばけトレーダー👻 (@tararico99) November 25, 2021
大変勉強になる記事
ただ個人的には
・インフレ率の上昇に金利が追いつかず、実質金利はマイナス圏。債権と預金が爆速でゴミになってる(金価格にプラス)・テーパリングが開始され、利上げが迫る
(金価格にマイナス)・来年アメリカの実質成長率ゼロとの予想有り。不況&株安か?
(金価格にプラス) https://t.co/CWDqSd0Tg1— たろいも (@taroimo07448392) November 14, 2021
この記事へのコメントはありません。