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2021年12月開催のFOMC議事録は、早期利上げを示唆し、金融市場は戦々恐々

1月5日、2021年12月14~15日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開されたことで、金融市場は大混乱。利上げ及びバランスシートの縮小が早期に始まるとの考えから、株価や金価格が下落。

2022年は、急激に進行したインフレが、金融政策が利上げ=金融引締へと向かうことは確実。いよいよ株式相場をはじめとした金融市場の正念場がやってきます。金融引締が続けば、最初は耐えるであろう株や新興国市場が耐えられなくなる可能性が出てきます。

金価格も金利上昇に伴い、売られる動きとインフレ&金融資産へのヘッジとして買われる動きの綱引きになるでしょう。2022年から2023年にかけては、リーマンショックの再来のような金融危機に備えておく必要がありそうです。

そんな激動の嵐の中、パウエルFRB議長は、耐えられるのでしょうか。市場は、何度の利上げに耐えられるのか。2022年3月から利上げを開始、3回から4回の利上げとなると、年末から来年にかけてが苦しいところ。

FOMC議事録で、政策金利の早期利上げを示唆



すでに12月の会合後、FRBのウォラー理事は「資産購入の終了後まもなく政策金利の引き上げが正当化されるだろう」と述べ、早ければ22年3月半ばの会合で利上げに動く可能性を示している。米金利先物市場では3月利上げの予想が7割近くに達する。

FRBの保有資産は足元で8.7兆ドル(約1000兆円)以上に膨らんでいる。FRBが国債を保有しているだけで長期金利には一定の低下圧力がかかり、緩和的な金融環境が保たれることになる。会合では多くの参加者が「保有資産縮小の適切なペースは前回の正常化時より速くなるだろう」と大幅な資産圧縮が進む可能性を示した。一部の参加者は国債より住宅ローン担保証券(MBS)の削減を先に進める選択肢に言及した。FOMC議事録:日経新聞

FOMC議事録に対する市場の反応

従来よりタカ派のFRBに対して戦々恐々。金価格も大きく下落

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