明日の金価格がどのように動くのか、夕方時点で予想をしてみます。テクニカル及びファンダメンタルズの両面からご確認ください。
明日の金価格予想
今週及び明日の予想をするために必要なテクニカルとファンダメンタルズのツールとニュース。
★マーケット価格情報:2018年10月17日 8:55更新
ガンドラック氏は、米10年債が3.25%を引けで超えると危険と警告
銘柄 | 限月 | 価格:前日比 |
---|---|---|
NY金 | 12月限 | 1231:0.7 |
NY白金 | 10月限 | 846.7:0.4 |
東京金 | 8月限 | 4405:16 |
東京白金 | 8月限 | 3008:-4 |
米金利10年・2年 | 3.16% | 2.87% |
日経・NYダウ | 22549.24 | 25798.42 |
金価格の8時間足チャート
しばらく、個別チャートの更新はお休みさせていただきます。
◆NY金価格の日足チャート:
◆東京金の日足チャート
◆米ドル/円の日足チャート
★円建て金価格:やや下落トレンド。米ドル/円の動き次第。
●NY金価格のテクニカル分析:表示が【GC1!】のテクニカル分析になっているかご確認の上で、金相場予想の参考にしてください。
ファンダメンタルズニュースの予想
3/20のFOMCが要注目。利上げ自体は見送り、辛抱強い姿勢を見せる予想。世界的な景気減速感の中、米国の経済・金利見通しに注目。バランスシート縮小プログラムをどうするかにも注目。
金相場・株式・為替のすべてに影響大。金融引き締め=利上げ路線が出てくれば、金価格は弱含み。
引き続き、英国のEU離脱問題は、カオス。離脱延期こそ決めたものの、延期期間やEUが延期を承認してくれるかなど課題は残ります。
米中通商協議の進展も注目。それと関連して、中国の量的緩和及び人民元政策次第で、金も動く。景気優先で緩和路線になれば。金は買われる。
◆日銀の金融政策決定会合(2018年7月31日)
日銀は、7/31の金融政策決定会合で、長期金利目標を、ある程度変動しうると決定。実務的には、今までの±0.1%→±0.2%と上下に拡大。物価が低迷している中で、金融緩和を継続しながら、金利の上昇を許容した形。
●FOMC(2018年8月1日)
FRBは、政策金利を1.75-2.00%に据え置き。経済及び雇用は、好調。緩やかな利上げは、経済活動&目標に合致。
現在は、9月及び12月に利上げされるとの予想が多い。
◆金価格の注目材料
- 米中の貿易戦争:米中の通商交渉
- 米国:2000億ドル相当の中国製品関税10⇒25%への引き上げ提案
- 中国:600億ドル相当の追加関税
- 日銀の金融政策:長期金利幅拡大⇒金利上昇容認
- 米国長期金利:3.23% 先週から大きく上昇。高くなると新興国などのリスク拡大
- FRBの利上げ路線継続:12月に利上げは起きるのか
- トランプ政権の発言:利上げに対する批判。マナフォート&コーエン氏の選挙・浮気疑惑
- 人民元安トレンド⇒人民元安政策を修正の予想
- 日米の通商交渉の見通し
- 英国のEU離脱を巡る交渉⇒交渉は難航
- イタリアの2019年度予算
- トルコリラショック:新興国危機
- イランと米国の経済制裁・核を巡る交渉
◆米ドル/円、ユーロ/ドルの日足チャート 2018年10月7日 12:28
今週の注目予定
3月18日(月):日貿易収支、欧貿易収支など
3月19日(火):英失業率、米製造業受注、米FOMCなど
3月20日(水):日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨、パウエルFRB議長が記者会見など
3月21日(木):国内株式市場は祝日休場、英中央銀行が政策金利発表、欧首脳会議、習近平国家主席がイタリア訪問など
3月22日(金):独PMI、ユーロ圏PMI速報値、米PMIなどフィスコ