貴金属として価値の高い「金・銀」の特性

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金の基礎知識の一つとして、金銀の特性をご紹介します。工業用・宝飾用として優れた特性をもつ金属であることをおわかりいただけるかと思います。

金の特性

金の特性

貴金属として珍重される特性をまとめてみました。

  • 科学的性質:Au Gold 原子番号79、周期表1B族の銅族に属する。
  • 物理的性質:融点は1064.43℃、沸点は2800℃、密度は19.32g/㎤
  • 導電性:銀や銅に次ぐ高さ。抵抗率は2.21 × 10-8Ωm。白金やパラジウムより上
  • 赤外線の反射率は98.4%と高い。
  • 機械的性質:優れた展延性を持ち、1gの金を3000mに伸ばすことが可能。
  • 金箔だと4900平方センチメートルの面積まで広げることが可能。
  • 空気中&水中でも酸化しない
  • 熱伝導率は、0.70と銀や銅に次いで高い
  • 比重は19.3(摂氏20度)と重い金属
  • 酸・アルカリに強いが、王水には溶ける

このように、科学的・物理的に優れた特性を持つ貴金属。それゆに古来から珍重されてきました。他の金属と反応しにくい特性を持っていることから、劣化・酸化しにくい。

近年は、王者の象徴として装飾品に利用されるだけではありません。魔除け・宝飾・などの用途だけでなく、様々な分野での活躍が目立ちます。

純金では、柔らかいことから、銅や銀・ニッケルなどと合金にして、利用されることが多い。重さの単位として、日本はグラム、欧米は、トロイオンスを使う。

電子回路やスペースシャトルまで、多方面で活躍するゆえに、金価格は高値で推移しています。

銀の特性

貴金属として珍重される理由をまとめてみました。

銀の特性

  • 科学的性質:Ag Silver 原子番号47、周期表1B族の銅族に属する。
  • 物理的性質:融点は961.93℃、沸点は2210℃、密度は10.50g/㎤
  • 導電性:金属の中で最も電気と熱の伝導率が高い。抵抗率は1.62 × 10-6Ωm
  • 可視光線の反射率は91%と金属で最も高く銀白色を示す。
  • 機械的性質:優れた展延性を持ち、金の次に優れている。
  • 通常、酸素と反応しないが、硫化水素や亜硫酸ガスと反応して、硫化銀ができる。

銀の錆びは鉄の錆びと違い、酸素ではなく硫化水素や亜硫酸ガスとの反応。特に湿度が60%以上に上がると、急激に硫化が進みます。高い湿度の日本は、銀製品がさびやすいということですね。錆を防止するため、金やロジウムでめっきをします。

逆に、銀メッキをすることで、銀色のツヤを出すこともできます。硝酸銀とシアン化カリウムで銀メッキ液を作り、他の金属の表面を守ります。錆びにくく、美しい銀色のメッキになります。

 

●参考サイト

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