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「金価格・相場の予想」の記事一覧

最新の金価格・相場の予想や見通し情報。ゴールドマン・サックスなど投資銀行や豊島逸夫氏など専門家の意見をご紹介します。
2018年から2020年の長期的な金価格予想は、株式市場の下落と米長期金利の3%超えが鍵。米国の利上げにより金利を得られる資産にシフトして金価格は下落方向へと推移。一方、シリアを巡る混乱・米国とロシアの対立などで世界情勢が不安定化し地政学リスクが大きく上昇。そして、2020年頃に危うくなる米国の債務増大による米ドルの大幅下落への警戒予想が根底にあるような気がいたします。FRBの金融政策にかかわらず、金価格は高値安定のまま。

商品市場の中でもGoldは特殊。単なる一コモディティではなく、通貨の側面を持っていることを意識して、今後の金価格予想・見通しを立てましょう。

明日及び週間の金相場予想はこちらで書いています。私自身および専門家の予想を紹介いたします。

FRBのパウエル議長は、景気のピークアウトから市場フレンドリーに変化:2019年1月FOMC

FRBは、様々な圧力を受けたせいか市場フレンドリーに姿勢を転じました。

パウエルFRB議長は、2019年1月30日のFOMCで、金利を据え置き。更なる利上げに忍耐強くという姿勢。このところ、株式市場の乱高下・金投資の増加・統計数字の悪化と、FRBの利上げ姿勢に注目が集まっていたFOMC。利上げでもしようものなら、トランプ大統領をはじめ、恐慌・経済悪化の責任は、FRBにありと責められることが確実だっただけに、予想通り。


2019年世界経済の減速リスクを1月のIMFレポートで確認

IMFは、世界経済成長率を2019年・2020年で引き下げ。さらに、世界経済全体のリスクを強めの文章で指摘しています。

以前より、2019年・20年は、世界経済の成長ダウンリスクが高いと指摘していましたが、様々な機関から、同様の報告が出てきています。IMFの分析力はなかなか高いですから、このレポートは侮れません。


2019年の金価格は、上昇に向かうとゴールドマン・サックスが予想

2019年のコモディティは、やや強気予想を持っています。2018年の秋から始まった株式市場の調整局面は、実体経済に影響を及ぼし、長く続いた好景気を冷やすことになると思うからです。そして、ゴールドマン・サックスも金価格の上昇を予想しました。


中国による対米黒字ゼロ提案は、ムリムリ。

中国は、米国との貿易戦争を解決するために、今後6年間で、総額1兆ドルを超える輸入の増加を米国に提示。なんと2024年までに、対中貿易赤字ゼロという記事がブルームバーグに流れました。2019年1月18日のニュースで、市場に安心感が広がり、株高・金価格安へと動いています。


米国の利上げサイクルは、2019年に終わる可能性あり!

米国経済は、強いものの、あちこちにきしみが出ています。FRBは、パウエル議長・クラリダ副議長とハト派発言を行っており、2018・19年の年末年始に荒れた相場の火消しにやっき。いよいよ、米国の利上げサイクルが終わるかもしれません。金価格は、引き続き、じわりと強いまま。


リーマン・ショッククラスの世界同時株安と金価格の上昇2018年12月のFOMC【パウエル議長の発言】

2018年12月18-19日に開催された米国のFOMCは、大方の予想どおりに利上げを決定。2018年は、4回目の利上げとなります。政策金利は、2.25-2.50%。しかし、この結果とパウエルFRB議長の発言で株価は、下落。

2018年12月のFOMCで株価は、リーマン・ショッククラスの下げ

FRBは、もっと市場に配慮してくれると甘く見ていた投資家は、大慌てで株売りを実施。その影響で、金価格は上昇している流れ。

◆米国NYダウの週足チャート 2018年12月25日 GMOクリック証券

米ダウの日足

10月頭をピークに、もみ合いから下落に転じていたNYダウ。FRBのパウエル議長は、株価下落を止めるパウエル・プットを発動せず。

2018年12月のFOMC結果

  • 2019年の利上げ回数は、9月FOMCの3回から2回に減少。
  • 政策金利は、2.25~2.50%:0.25%引き上げ

しかし、不安定さを強める世界経済にとって、パウエルFRB議長の姿勢は、物足りずに、その後も、株価の下落は継続。

パウエル議長は、記者会見で、2019年経済の見通しについて、減速&リスクを予想。一方で、政治の圧力には、屈しないとも語っており、トランプ大統領からの利上げ停止圧力に対抗姿勢を取る様子。

そして、現時点で、金融政策は引き締めではない。FRBのバランスシート縮小は問題ではないと宣言。

株価下落に対して、FRBが何らかの行動を起こすことを期待した市場の予想は、裏切られました。

どうやら、またもFRBの行動は、実体経済を重視して、金融市場の動きを無視することになりそうです。

FRBの利上げ決定に対して、反応したのがトランプ大統領とムニューシン財務長官。パウエル議長の解任を考えているとの噂が飛び交い、市場がショックを受けたところに、ムニューシン財務長官が、6つの大手金融機関に流動性を確保できているか確認する電話を入れたとの記事が流れて、市場にリーマンショックを思い起こさせる悪手。

ムニューシン財務長官は、市場が安定しており、流動性の問題もないと話しているも、市場の受け取り方は逆。何かあるんじゃないのかと疑心暗鬼を呼び。ボヤに油を注ぐ事態になってしまいました。そして、ムニューシン財務長官解任の噂も。

株価を重視するトランプ大統領。せっかく、減税や財政出動で、株価を上げたのに、FRBが邪魔をすると考えているのではないでしょうか。今後、パウエル議長及びFRBの官僚組織とトランプ大統領の対決、激しくなると予想。

●NYダウの月足チャート:数値的には、リーマン・ショック以上の下落幅。

リーマンショック以来の下落

トランプ米大統領の意思で、中央銀行の独立性を損なうことに対する警戒感。政権から誰もいなくなる警戒感が醸成されています。今回の下落相場で、損失を出した金融機関・会社はどうなるのでしょうか?

下げ相場で怖いのは、下げ自体よりも、ポジションの巻き戻しや、レバレッジポジションで膨らんだ含み損。

流動性相場が終わることで、これまで過大なポジションを取っていた金融機関や企業が炙り出されることになります。それこそが、リーマン・ショックの再来となる要因。

  • リーマン・ショック時以上に膨らんだ債務
  • 中央銀行が抱える負債
  • レバレッジのポジション

を考えると、かなり危うい状況にあるといえるでしょう。

株価下落の本当の原因は、FRBの利上げというよりも、ここまで上昇を続けた株価・不動産価格のせいなんですけどね。そういう点では、バーナンキ・イエレンと続いた市場に優しい金融政策・量的緩和政策こそが、真犯人といえるでしょう。

この下落自体は、当サイトをはじめ、投資家たちは警告を発していました。

●NY金スポット:月足チャート

金価格は上昇

株価暴落の中で、1160ドルから1269ドルと約100ドルの上昇。2018年秋から初頭の勝ち組は、金投資でした。

 


ECBは、量的緩和を終了するも2019年の欧州経済に不安漂う。

マリオ・ドラギ総裁率いるECBは、2018年12月13日の理事会で、年内のQE(量的緩和)終了を予定どおりに決定。

とはいえ、2兆6000億ユーロ相当の債券を長期間、残しておく=債券の再投資を続けることで、緩和姿勢を続けることを明らかにしています。