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「金価格・相場の予想」の記事一覧

最新の金価格・相場の予想や見通し情報。ゴールドマン・サックスなど投資銀行や豊島逸夫氏など専門家の意見をご紹介します。
2018年から2020年の長期的な金価格予想は、株式市場の下落と米長期金利の3%超えが鍵。米国の利上げにより金利を得られる資産にシフトして金価格は下落方向へと推移。一方、シリアを巡る混乱・米国とロシアの対立などで世界情勢が不安定化し地政学リスクが大きく上昇。そして、2020年頃に危うくなる米国の債務増大による米ドルの大幅下落への警戒予想が根底にあるような気がいたします。FRBの金融政策にかかわらず、金価格は高値安定のまま。

商品市場の中でもGoldは特殊。単なる一コモディティではなく、通貨の側面を持っていることを意識して、今後の金価格予想・見通しを立てましょう。

明日及び週間の金相場予想はこちらで書いています。私自身および専門家の予想を紹介いたします。

逆イールドが現実化しつつある米国債は、金融市場の死神となるのか?

2018年12月3日の米債券市場で、3年債利回りが2.838%。5年債利回りが2.834%と長短金利差が逆転。10年債と2年債の利回りも縮小トレンド。これを見て、株価は乱高下し、金価格は上昇しました。

ついに、景気悪化の兆しであるイールド・カーブの逆転=逆イールドが現実化しつつあります。

長短金利差の逆転(逆イールド)は、市場の死神となるのか

長短金利(債券)の利回りが逆転する逆イールド現象は、景気悪化局面で起きやすく、市場では警戒シグナルと捉えられる。先行きの警戒感から株価は下落・金相場は上昇の動きを見せました。

●GMOクリック証券の日足チャート 2018年12月6日

NY金価格は、1200ドルをキープして、1250ドルに近づいています。一方、NYダウや日経平均は、乱高下を繰り返しており、サポート&レジスタンスをどちらにブレイクするのか注目を集めるところ。商品の中でも、景気に左右されやすい白金価格は冴えずに、800ドル近辺まで下落。

市場の警戒感を示す

過去のバブル崩壊局面においても、長短金利差の逆転=逆イールドが生じており、2018年早くから、長短金利差逆転は、リセッション入りの兆候として指摘。

そもそも金利低下局面における逆イールドは「景気後退の前兆」と言われている。ただ、因果関係としては、「長短金利差が逆転するから景気が後退する」訳ではなく、「景気に悪影響を及ぼすほど、中央銀行が金融引き締めを行う」から金利差が逆転する点には注意が必要だ。クイック:イールド・カーブ

本サイトでも、2018-19年は、景気の天井となる可能性があることを指摘。

ただ、最も大事な10年債と2年債の間に、少々の差があります。しかし、12月のFOMCで利上げが行われれば、短期金利が上昇し、さらに、長短金利差が縮まるのではないかとの恐れが、市場を覆っています。米金利は、引き上げられるだろうというのが、大方の予想。10年債金利が、将来の景気悪化を見越して下がっている中で、金利を上げれば、ヤバイのではということ。

●米国の10年・5年・2年債の月足チャート:GMOクリック証券

米国の金利差チャート

イールド・カーブのチャート

長短金利差の接近・・・気になりますね。何しろ、。リーマン・ショック時と同じ現象ですから。

セントルイス地区連銀総裁のジェームズ・ブラード氏は、イールド・カーブの逆転について、FRBは過去に間違えたと告白。

ブラード氏は「私が2000年と翌年にFRBにいた頃、イールドカーブは逆転していた。そんなことには目もくれなかったが、間違いだった。(当時FRB議長だったアラン・)グリーンスパン氏は誤っていた」と指摘。「2006年にベン・バーナンキ氏が(当時の議長として)行った初期の講演の一つは、イールドカーブに関するものだった。彼もそれを軽視していたが、間違いだった」と続けた。wsj:FRBを悩ませるイールド・カーブ

バーナンキ議長は、2006年に、問題を認識していたものの、軽視した結果、サブプライムローン危機から、リーマンショックを招くという悲劇。現在のFRBは、過去の過ちから学ぶことができているのでしょうか?

ちなみに、リーマンショック時の金価格は、信用不安で買われた後に売り・・・そのあとの金融緩和で上昇。

逆イールド化による景気後退理由

さて、それでは、逆イールドの問題点と、なぜ、そのような不思議な現象が起きるのかを見ておきましょう。

金利は、短期よりも長期が高くて当たり前。長期金利の方が、インフレその他のリスクを抱えるわけですからね。

では、なぜ、逆イールドが起きるのでしょうか。

これ・・・シンプルで、将来、金利が下がると予想されているということになります。今回のケースだと、2年後よりも5年後の金利が低いと市場は読んだということ。

ということは、目先、金利上昇局面にあっても、いずれ、FRBは利下げしているという予想が支配的になったということになりますね。今より利下げしている状況とは・・・何を示しているのか・・・景気後退や株価の下落です。

◆逆イールド=逆ザヤによる銀行融資の減少

こうして、逆イールドが起こると銀行は困ります。短期市場でお金を調達(借りて)、長期金利を貸すのが、メインのビジネス。金利差が大きい程、利ざやを稼げるのに、縮まるどころか逆転すれば、儲かりません。そうなると、銀行の融資は減りますから、これまた景気悪化の要因。

これから、金融市場はかなり荒れそうです。利上げストップや緩和再開となると金価格は、大幅に上昇する可能性があります。


2019年のFRBはどう動く。クラリダ副議長の発言で潮目が変化。

いよいよ世界経済のリスクが高まる中、2019年のFRB利上げ回数予想に注目が集まっています。クラリダFRB副議長は、利上げ減速を示唆する発言を行っており、景気サイクルの終わりが近づきつつあります。もし、金融危機&景気減速のダブルパンチに見舞われたならば、量的緩和の再開による金価格上昇の可能性が出てきます。


米景気サイクル終わりの始まり【世界同時株安で逃避マネー】がゴールドに殺到

新興国株安に続いて、米株下落が始まった世界の金融市場。逃避マネーは、米債券やゴールドに逃げ込んでいる様子。そのため、米10年債金利は、3.35%から3.15近辺まで低下。金価格は、1200ドルを超えてきました。


世界金融市場の天井は近い。2018~19年は、バブル崩壊のリスクを恐れよう

2018年の秋を迎えている今、世界の金融市場で、天井を付ける可能性が出ています。

いよいよ、長らく続いた平成の終りに、大天井は到来するのでしょうか。リスク資産のヘッジとして利用される金価格は、金利上昇局面にも落ちてきません。これは、何を意味するのでしょうか?


トルコリラ危機で、ついにNY金は1200ドルを割り込んで下落

トルコリラとエルドアン大統領が、危機に陥っている。そのため、トルコをはじめとした新興国から流出したマネーは、米国のドルへと流れ込み、金価格は下落トレンドを継続中。1200ドルを割り込んで、1175ドル前後で推移。

金相場は、米ドル高に押されて弱気モード。


FRBの独立性は、トランプ大統領に屈するのか?ドル高金安路線はどうなる。

イエレン前FRB議長は有能でしたが、トランプ政権の圧力を嫌っていました。ジェローム・パウエル議長は、トランプ大統領からの圧力に屈して、FRBの独立性を損なうことになるのでしょうか?

パウエル議長は、7月17日の議会証言で、段階的な利上げ継続を示唆。これによって、NY金価格は、大きく下落し、1年ぶりの安値圏。ところが、20日にFRBの利上げを批判したトランプ大統領の発言で、米ドル安金価格上昇に動く結果に。

また、貿易戦争への懸念も強まっており、バンクオブアメリカメリルリンチは、今週、貿易戦争に対する懸念で、債券に50億ドルを投資し、金投資から12億ドルを引き上げたとのニュース。


米国債長短金利のフラット化が、金価格に与える影響

米国債金利のフラット化が金融危機への警告になりやすいのは、以前から良く知られた話。現在、10年債金利は2.82%と2年債の2.54%に対して0.3%も開いていない。米国の物価が上昇していけば、FRBが利上げを行い、さらに縮小する可能性があります。そうなると、金融市場がクラッシュし、金価格にも大きな影響を与えるでしょう。