住信SBIネット銀行の「Mr.純金積立」は、月々1,000円からスタートできるサービス。アベノミクスを含めて先進国の中央銀行は2%のインフレ目標を設けています。 インフレに強い金投資を検討してみてはいかがでしょうか。
目次
Mr.純金積立の特徴
- 毎月1,000円から純金への積み立て投資
- 積立方法はドルコスト平均法
- 毎月の限度額は最高1億円
- 取引はWEB上で完結する
- 1グラム単位で売却が可能
- 売却手数料無料(購入時:1,000円あたり25円の手数料)
- 金現物の引きだしはできない
積立額は、最低千円から。千円単位で自由に積立額を変更できるのもいいところ。 ドルコスト平均法により、毎日一定金額分・継続的に純金を購入する方法。金価格の高いときは少なく、安いときは多く購入できます。毎日純金を一定量ずつ買付けた時と比較すると金価格変動の影響を減らし、平均コストを低く抑えることができます。
取引のコスト
田中貴金属をはじめ、他の会社も純金積立を行っています。そこで気になるのは、住信SBIネット銀行の「Mr.純金積立」でかかる取引コスト。 それが、売却手数料、年会費、金地金の保管料は無料。必要コストは、購入時の1,000円あたり25円の手数料(消費税を含む)。
●ただし、購入価格と売却価格の差(スプレッド)は、他社と同様にかかります。
住信SBIネット銀行のウェブサイトより
2015年4月30日の価格差は85円。この差は純金積立のコスト。
純金積立の売却
純金積立で購入した金地金は1グラム以上1グラム単位で売却して現金化できます。現物の引きだしはできませんので、金融商品として考えておきましょう。
売却は、g数を指定して、住信SBIネット銀行のウェブサイトから行います。ネット完結ですし、その場で売却価格や残高照会ができて便利。
売却単位は1g以上1g単位で、売却は1日1回という制限があります。ちなみに上限は25,000gですが、1g4,500円で計算すると1億1250万円!
売買上限はそれほど、気にしなくても大丈夫です。
売却手続日の買取金価格は毎営業日の10:30頃に発表。当日の受付時間は14:30まで。受付時間を過ぎると翌営業日の買取金価格が適用。また、土日祝日、12月29、30日は翌営業日扱いとなります。
住信SBIネット銀行の信頼性
住信SBIネット銀行は、グループにSBI証券も保有しており、個人的なメインバンクとして非常に便利です。他行宛ての振込手数料も月3回までは無料、自行宛ては常に無料。預金・住宅ローン・投信・FX・証券と豊富なラインナップがありますから、余裕資金の預け先としても資産運用を行う金融機関としても利用できます。私自身、会社及び個人の双方で住信SBIネット銀行を利用中。株も銀行もありますし、振込手続きや履歴確認が楽♪
会社の信用リスクを負う純金積立は信用力の高い取引先を選びたいもの。銀行預金と違い、預金保険で守られているわけではありません。取引先が倒産した場合のリスクを考えておきましょう。
●住信SBIネット銀行:お申込みは下記から。
Webで取引履歴を一元管理でき、積立額の変更・売却・解約をまとめてできる利便性は捨てがたい。気楽に始めたい方も本格的に金投資を行いたい方も満足できる商品です。コツコツ資産形成したい方に最適。
住信SBIネット銀行のMr.純金積立
Pros
- ネット銀行の利便性を活用
- SBI住信ネット銀行の信頼性
Cons
- 取引コストは純金積立全般的に同程度