金属価格は上昇するも、金価格は、2022年以降に弱くなることをフィッチは予想しています。鉄鉱石や銅・亜鉛などの工業用金属は、需要の増加に対応できず価格上昇。新型コロナからの経済回復による需要増加は相当な規模になり、様々な製品の価格を上昇させることになると思います。
アルミ・鉄など金属価格は、大きく上昇中
Rusal CEOは、脱炭素に伴う社会の再構築でアルミ需要(建材需要)が増加する、としています。恐らくそれはそうでしょう。ただ、アルミ生産についてのエネルギーも「脱炭素」「炭素税だ!」となると、エネルギーコストの塊であるアルミ価格は相当上がることになりますね。。https://t.co/yMfAZwuIqB
— 新村直弘 (@nniimurarisk) February 9, 2021
FX取引を手掛ける個人投資家が、オーストラリアドル買いに動いています。豪州の主力輸出品目である鉄鉱石価格上昇により、豪ドルに先高観が強いためです。https://t.co/qoRrxwtTbH
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) March 3, 2021
鉄鉱石 – 先物契約 – 価格https://t.co/h0yLrDB8si
2/26(金) 174.00 pic.twitter.com/evVa46sC5Y
— ★EL Con €★ (@elcon_83) February 27, 2021
フィッチは、金価格の将来予想を引き下げ
フィッチは、2021年の金価格予想を1,400ドルから1,600ドルに引き上げ。ただし、2022年、2023年には弱くなると予想。
その上、フィッチは今後数年間でさらに金の弱さが見られ、2022年には1,400ドル、2023年には1,200ドルと予測しています。「投資フローと中央銀行の購入による需要の増加に伴い、2021年と2022年の金価格の仮定を引き上げました。中期的には価格が1,200米ドル/オンスの均衡に落ち着くと考えています」と報告書は述べています。kitco
他の金融機関が、金価格の長期予想を上昇と見ている中、フィッチは、安値での均衡を予想しています。現在の1,700ドル近辺からは、大幅に安い1,200ドル。
金属は、需要増加でインフレも、すでに上昇している金価格は、安値に均衡するということはあるかもしれません。特に、FRBをはじめ中央銀行が、金融緩和をやめた場合には、リスク要因&安値予想の一つとして覚えておきましょう。
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