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「Kinka」=金価格と連動する第一商品の暗号資産はどうなる?

商品先物取引大手の第一商品は、金地金の販売など金取引業の大手。さらに、商品先物取引で、デリバティブ業務の経験も積んでいます。

その第一商品は、金価格連動型の暗号資産を開発中です。

金価格連動型の暗号資産「Kinka」とは

Kinkaは、金地金に裏付けられたデジタル資産。うまく稼働すれば、新たな金投資の一つとして、利用できるかもしれません。

コスト・セキュリティ・利便性などの問題がクリアされていれば、検討してみてもいいと思います。

Kinkaの概要

  • 1トロイオンス(約31.1035g)の金価格に連動
  • ロンドン貴金属市場協会(LBMA)認定か大阪取引所が先物市場の受渡し供用品に指定しているブランド
  • フォーナイン(99.99%)以上の金地金
  • イーサリアムブロックチェーンのトークン規格:ERC-20に準拠
  • 取引手数料:無料
  • 管理手数料:無料
  • 金地金との交換も可能
  • 2022年12月までにサービス開始予定
  • 開発会社:株式会社テコテック

Kinkaの気になる点

イーサリアムブロックチェーンのトークン規格「ERC-20」は、イーサリアムブロックチェーンと互換性を持つ暗号資産を作るための規格だ。ERC-20規格とは

取引手数料は、かからないということで、売値と買値の差=スプレッドが実質コスト。FXなどと同じ仕組みですね。

取引のプラットフォームは、Kinka, Ltd(英国領ヴァージン諸島で設立予定)。操作性・システムの信頼性・万一の時の保全や安全性などは、これから公表されていくでしょう。現時点では、まったく判断ができません。

また、下記は気になるところ。販売対象も日本国外の方を想定しているとのことで、国内での販売等がいつになるかは、現時点では不明です。

当社は日本国外での暗号資産の発行等を想定しており、発行体の所在する国の規制に則って暗号資産の発行等を行いますが、発行体の所在する国の規制等によっては、金の価格と連動する暗号資産の開発が実現しない恐れがございます。第一商品

暗号資産の公表で、株価は上昇。このkinka=暗号資産が成功すれば企業価値はあがりますからね。どうなるか今後に期待です。

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