金装飾で彩られる日光東照宮は56万8千両もの工事費をかけて建設されました

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戦国時代から江戸時代にかけての日本は、鉱山の採掘・精錬技術の向上で世界有数の産金国。信玄・信長・秀吉・家康など大名・天下人達は、豊富な金を軍資金にすることで、鉄砲や兵員を揃えて権力争いを勝ち抜き天下を取りました。

家康の鉱山責任者だった大久保長安は金の棺で葬ってくれと遺言する程に豪勢なライフスタイルで生涯を謳歌しています。

日光東照宮の制作費

徳川家康が葬られた日光東照宮は、三代将軍の家光の命令で幕府の総力をあげて作った芸術作品です。

東照宮の姿

その規模・装飾や彫刻の数。そして使われた金の量は盛大で、金56万8千両、銀100貫目を使って作られています。かかった費用は現在のお金で諸説あり3百~2千億円と言われているほど。

費用は現在のお金で換算すると2000億円。造営の総責任者には秋元但馬守泰朝、工事の総責任者には大棟梁甲良豊後宗広が当たり、わずか1年5ヶ月の工期で完成しました。

日光東照宮旅行

ゴールドラッシュに沸いていたとはいえ豪気。福岡県八女市にある星野金山(久留米潘)からは、純金約2トンを献上したという話が伝わっています。株式会社ゴールドマイン

金色に包まれる東照宮

眠り猫や見猿・聞か猿・言わ猿など彫刻が有名ですが、金や赤でド派手に装飾された姿こそが東照宮の真価です。金閣寺・中尊寺金色堂そしてこの東照宮が日本三大金色堂として、世界に名を馳せる場所です。

眠り猫などの装飾も綺麗ですが、日光東照宮自体のド派手さは戦国時代の日本人気質そのもの。現在とはちょっと美意識が違い、自分や祖父を飾り立てることにまったく抵抗を持っていません。

東照宮その2

●日光東照宮の動画

晩秋の日光路と東照宮の写真

金価格が高騰しkさらに貧富の差が小さくなった現代はここまで豪華な建築物を建てるのは難しいでしょうね。