米中貿易戦争の動向で右往左往する金価格及び株式相場:2018年4月9日週

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米中貿易戦争で上下する株式&金価格の様相を呈している。

トランプ政権のナバロ通商製造業政策局長は、4月4日に貿易戦争を否定する発言。どうも株式市場は、平穏無事に慣れているせいか、グッドニュースに反応しすぎなイメージ。


米中貿易戦争で右往左往する金価格

米中の対立は、双方で関税引き上げを示唆・模索しながら、裏で交渉を続けることになるでしょう。

中国側からの関税引き上げ、更なるトランプ大統領の追加関税・・・中国は経済大国でありながらWTOでの発展途上国扱いに対する不満とトランプ大統領は中国のダブルスタンダード解決に向けて突き進んでいます。

USTR(米通商代表部)は、第一弾の500億ドル相当の関税に加えて1000億ドル相当の追加関税を検討中。

米3月雇用統計(4/6)は、10.3万人増加と予想を下回る数字。

NY金価格は、貿易戦争激化で上昇、鈍化で下落という展開。金曜日は雇用統計の悪化で下落した株価に対して、安全資産としての金投資が見直されて買いが入りました。ただ、パウエルFRB議長の利上げ継続との見解で下落する場面もありました。結果的にもみ合いが続く状況に変わりはありません。

そして、北朝鮮問題も、中国の保護下に北朝鮮が入ることで、安全保障を保つという線が現実的な形として浮上しつつあります。

◆NY金価格をはじめの日足チャート【銀・白金・日経・NYダウ】

金価格のチャート

GMOクリック証券のCFD 2018年4月8日

NY金価格は、1300ドル以上のレベルをキープし続けていますが、白金価格は大きな下落トレンドを継続中。

白金の方は、貿易戦争の悪化で経済成長がダウンすれば売られる面とリスクオフで売られる面があり下落しやすい環境にあり。

NYダウ及び不動産もレンジ相場での放れを警戒している状況。米10年債利回りも2.8%台に戻すも3%には及ばず。3%に達すれば米株価の危険水域。

FRBは、現状としては、引き続き、米経済の強さに自信を持っており、緩やかな利上げという路線に変化はありません。

◆NY金価格の日足チャート

NY金価格の日足チャート:2018年4月8日

金価格の予想は中立:米中貿易戦争や米テクノロジー株の下落に注意したい。

米国の物価指数やFOMC議事録に注意したい。

■来週の注目スケジュール
4月 9日(月):景気ウォッチャー調査、独貿易収支、IMF世界経済見通しなど
4月10日(火):米生産者物価コア指数、米卸売在庫、フェイスブックCEO証言など
4月11日(水):機械受注、中消費者物価指数、FOMC議事録、北朝鮮最高人民会議など
4月12日(木):地域経済報告、米新規失業保険申請件数、ユーロ圏鉱工業生産指数など
4月13日(金):米ミシガン大学消費者信頼感指数、中貿易収支など
4月15日(日):北朝鮮金日成主席誕生日など

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