金相場に影響する欧米大手銀行の紹介:予測に注目

欧米の大手銀行は、昔から金取引の主要なプレイヤーとして活躍しています。彼ら大手銀行は、金価格の予測やレポートを顧客や世界の金市場向けに発信しており、その内容が相場に影響を与えることがあります。

実際、2013年の4月12日から始まった金暴落相場の直前にゴールドマンサックスやソシエテジェネラルなど大手銀行が金価格の見通しを引き下げています。

通貨として財産として価値を持っていた金(Gold)や銀(Silver)を扱うからこそ日本では「銀行」と呼ばれる程です。

日本の銀行以上に、国際的に活躍している彼ら大手銀行をご紹介します。あなたが金投資を行う上で彼らの動向には目を離さない方が良いでしょう。

金価格に影響を与える大手銀行

欧米の経済界に君臨している大手銀行は、為替・株式・商品などを幅広く取引しています。

その中でも金相場に関して強い関心を持ち頻繁にレポートを出している銀行をご紹介します。

彼らは、世界の通貨を支配するインターバンク市場のプレイヤー達!


ゴールドマンサックス

投資銀行として世界最大級の金融グループで米国に本拠を置き、ユダヤ系のマーカス・ゴールドマンにより1869年に設立された銀行です。

まさに、米国政府そのものともいえる存在で、ゴールドマン出身の元財務長官として、「ヘンリー・ポールソン」「ロバート・ルービン」などが有名で、米政府とゴールドマンサックスの間では人材の行き来が頻繁に行われています。

他に政府の要職に着いた人物としてレーガン政権のジョン・ホワイトヘッド副国務長官などもいます。

この関係の強さのからゴールドマンが米政府を支配しているという論が語られることもあり、少なくとも政府との強いパイプがビジネスに生かされていることは確かだと思います。

ゴールドマン・サックス(英語)
・ゴールドマン・サックス証券(日本語)

今回の金暴落局面においても2013年の2~4月にかけてバブル・下落の可能性ありとレポートで警告していました。

ソシエテ・ジェネラル

フランスの大手金融グループで、1864年に公募で設立された銀行です。

1864年は米国は南北戦争の真っ最中、日本は明治維新の直前で池田屋事件・長州征伐などが起きた年。

BNPパリバに次ぐフランス第二位の銀行で、金相場の予測レポートは注目です。

Société Générale(フランス語:英語)
ソシエテ・ジェネラル(日本語)

ドイツ銀行(ドイチェ)

1870年、外国貿易に特化した銀行としてベルリンで創業。

ドイツ最大の銀行として力を持つ。金など商品関係そして外国為替関係のレポートの質に定評がある。

Deutsche Bank(英語)
ドイツ銀行日本法人(日本語)

香港上海銀行(HSBC)

1865年、スコットランド人のトーマス・サザーランドにより、アヘン戦争後に香港で創設された。さらにイギリスの共同租界が置かれていた上海で営業を開始。

大英帝国の威信を元にアジア圏での貿易・金融・通貨の権限を握り、強大な力を持っていた銀行です。

日本・中国・東南アジアなどにおいて、強い影響力を持つ上に世界中に支店やネットワークを持ち全世界でリテールおよび法人営業を行う銀行です。

その幅広いネットワークによる収集・分析力は注目。

・香港上海銀行(英語)
・HSBCジャパン(日本語)

クレディ・スイス

クレディ・スイス銀行はスイスのチューリッヒに本社を置く銀行。証券・投資銀行業務をはじめプライベートバンクなど富裕層向け業務を行う。

一般個人向け銀行業務はスイス国内のみ。

クレディ・スイス(英語版)
クレディ・スイス(日本語版)

ご存知の通り、スイスの銀行は守秘義務とともに資産家向けの運用業務に強みをもっていました。

そのためにも金投資や金保管の豊富なノウハウを持っています。

 

主な欧米の銀行をご紹介しましたが、彼らの予測は、ブルームバーグジャパンのニュースに掲載されることが多く金市場を動かすことがあります。

当サイトでも引き続き、ご紹介していきます。

ただし、大手銀行の金相場レポートは、必ずしも将来を正確に予測できるわけではありません。

また、自身が金買いのポジションを抱えており高値で売りたい時に更なる上昇を示唆するレポートを出すなどポジショントーク的な要素がある可能性も否定できません。