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貴金属の主な統計情報はGFMS・WGC・CFTCから入手できる!

金投資を行う上で、金の需給バランスを公表する機関の統計は注目です。WGCなどの専門機関から金価格に影響を与える情報が発表されますので、貴金属に関するニュースを見ておきましょう。

金の主な統計情報を入手できる機関

材料 発表予定 発表機関
Gold Survey 年1回(4月) GFMS
Gold Survey Update 年2回(9月、翌年1月) GFMS
世界金需給四半期別 年4回(2月、5月、8月、11月) WGC
公的機関の金保有量 年数回 WGC
CFTC建玉報告 毎週金曜日NY市場取引終了後 CFTC
輸入通関実績 毎月下旬 財務省

金の情報は、日本より欧米の情報が主流です。金の生産および消費量は日本より外国が多いので情報も欧米中心にデータがまとめられています。

主な金統計(貴金属)を公表する機関

●GFMS:ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ社

Gold Fields Mineral Services Ltdの略で、ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ社の略称です。ロイター通信で有名なトムソン・ロイター社が買収し、トムソン・ロイターGFMSという会社になっています。

GFMS社は、国際貴金属の「調査分析」を専門とし、「金の需給報告書」を毎年発行しています。金市場や金価格を分析する専門会社と言えますので、公表する情報は注目を浴びます。

GFMSのサイト

●WGC:ワールド・ゴールド・カウンシル

世界有数の金鉱山会社で構成される金関係者の団体です。金知識の普及や啓蒙を行う団体で金の統計公表やプロモーション活動を行う業界団体です。

この団体が直接、金を販売しませんが金をPR・宣伝する会社の集まりですから金に注目を集めるような活動を行います。1987年に世界の主要金鉱山会社40社がメンバーとなり設立され、主要17か国に拠点を構えています。

WGCのサイト

●CFTC:建玉報告

米先物取引委員会(CFTC)が集計する米国内に存在する各取引所の建玉明細のことで。大口投機玉=ファンド、商業玉=当業者ヘッジと分類されます。相場が過熱すると大口投機玉が増えていきますが、いつかは反対売買で決済することになります。

株式の信用取引きで「売り」と「買い」のバランスから相場の強弱を見るようなイメージです。

米CFTCのサイト、NY金建玉明細:第一商品のサイト

●財務省:輸入通関実績

金を含む様々な商品の貿易データです。需給の強弱を図る数字です。

財務省貿易統計のサイト、インベストウォーカーのサイト

金の情報をカンタンに確認する方法

金の情報を集めるには、多くのウェブサイトを見なければいけません、当サイトでも金の情報を得られるサイトを集めています。

一番、カンタンな方法は、商品先物取引会社に口座開設を行って、そこの取引システムで提供される情報を見ることです。商品先物取引会社は、金先物取引を扱っているだけに金価格や金チャートをはじめ金の豊富な情報を提供しています。

●フジトミの情報提供画面例

金の情報提供

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フジトミ

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