世界金融市場の天井は近い。2018~19年は、バブル崩壊のリスクを恐れよう

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2018年の秋を迎えている今、世界の金融市場で、天井を付ける可能性が出ています。

いよいよ、長らく続いた平成の終りに、大天井は到来するのでしょうか。リスク資産のヘッジとして利用される金価格は、金利上昇局面にも落ちてきません。これは、何を意味するのでしょうか?

世界金融市場の天井は2018年?

重要な米10年債利回りは、ついに3%を突破。

メディアの注目度は、上がり続ける米株価の方に向いており、3%を超えてもバブル崩壊への心配は小さい。しかし、最近の長期金利上昇にも関わらず、1200ドル前後から下げない金価格や長短金利差の動向からは、いつか株式相場は崩れることになるでしょう。

まあ、いつか、株式相場は下げると言い続けていると、どこかのタイミングで的中することは確か。金融市場の先行きを不安視しているレイ・ダリオ氏も先進国の短期債務サイクルは、収縮局面になく、あと数年のサイクル拡大があるのではと予想しています。

◆金スポットをはじめとした金融市場の日足チャート GMOクリック証券のCFD 2018年9月18日

世界株価と金相場チャート

米株価・日本株は、上昇トレンドを維持。そして、ブラジル株価や英国株価は下落。英国はブレグジット交渉の問題を抱えているのが、下落要。米リートと金価格の横這いは、非常に気になるところ・・・金利を生まない金投資は、本来、もう少し下がっても良いはず。バブル崩壊への警戒感でしょうか。

2019年9月19日の未来世紀ジパング(テレビ東京)は、スニーカー転売市場の【スニーカー投資】を特集。成功して、ホームレスから大金持ちになった事例が紹介されていました。FRBをはじめとした中央銀行がばら撒いたマネーは、新興国から米国へと引き上げられています。

その動きによって、新興国で経済危機。米国は、金余り現象。しかし、いずれは、米国にもダメージを生じることでしょう。第一段階として、新興国などのハイリスク資産から資金逃避が起きているだけ。米国や日本もバブル崩壊の魔手から、逃れることは困難。

新興国の金融市場はダウントレンド入り

一方で、すでに新興国の株価や不動産はダウントレンド入り。上昇相場の押し目と見るには、厳しい状態にあると思います。

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏は、2018年9月18日にツィート。10年債及び30年債が、引けで3.25%を超えれば、ゲームチェンジと表現。

●世界の新興国株式・不動産週足チャート

世界の株価は危険水域

中国株は、大幅に下落。米国を除く不動産市場も下落トレンド。新興国での信用不安は、拡大している状況。

2018年9月19日の米長期金利

  • 米国債30年:3.21%
  • 10年債:3.06%
  • 5年:2.95%
  • 2年:2.80%
  • 12ヵ月:2.56%

ところが、この金利上昇にも関わらず、直近では、米ドル高・新興国安というマイナスの要素が生じておらず、一部の投資家が警戒感を募らせているだけというのは不気味。

2018年以降に生じるであろうバブル崩壊は、リーマン・ショック/サブプライムローン危機よりも大きくなる可能性を持ちます。

政府とFRBは、問題を起こした金融機関を救済し、市場にマネーを供給しました。これによって、金融機関のモラルハザードは、とがめられることなく、あのとき以上のFRBによってつくられた株式相場と化しています。

ピーター・シフ氏は、次のバブル崩壊対象は、米国債と米ドルだと指摘。米国債の売りは米ドルの暴落を呼び、インフレと金価格の上昇を呼び起こすだろうと予想。

もしも、米ドルの大幅下落というシナリオが現実化すれば、米ドルと逆相関の動きをする金価格は、大きく上昇します。それを予想して、金利上昇にも関わらず、金価格は、高止まりしているのかもしれません。

さて、とはいえ、バブル崩壊の時期を当てるのはムズカシイ。根拠なき熱狂と評したアラン・グリーンスパン元FRB議長も、その後のバブルを育てたと評価を下げましたし、バブル時に、日々の運用成績によって、能力・給料を判断されるファンドマネージャー達が、舞台を降りることはできません。先に待ち受けるのは、全員で降りることの出来ぬ細く狭い階段だと分かっていても。

リーマン・ショック時の金価格についても、以前に調べましたので、今こそ、確認しておいてください。

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