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新型コロナウイルスによる緊急避難通貨としての米ドル需要に陰りあり

CNBCの記事によると、新型コロナウイルスの蔓延によって、引き起こされた米ドル需要が、減少しつつある様子。新型コロナの感染拡大は、世界的なリセッションを引き起こし、株価が暴落。証拠金調達や決済の資金繰りで、米ドルが必要になり、為替市場での米ドル資金需要が増えました。それによって、米ドル高がもたらされましたが、株価も戻しましたし、そろそろ緊急避難としての米ドル需要が減りつつある様子です。これは、今後の為替や金相場に、影響を与える要因。そろそろ流れがっ変わっていくかもしれませんね。

新型コロナウイルスによる緊急避難としての米ドル買い

2020年3月以降、世界は、コロナウイルスのパンデミックを防ぐために、都市封鎖をはじめ、経済の一時停止を行いました。その間、投資家は、他通貨よりも米ドルを支持。世界の基軸通貨として、不確実さが高まれば、米ドル選好は強まります。なお、米ドルだけでなくゴールドにもマネーが集まりました。

その理由について、シュローダー・グローバル・マルチセクター債券チームのボブ・ジョリー氏が解説してくれています。

企業の円滑な資金調達を支える環境の安定がグローバル経済にとって必要不可欠です。なぜならば、国際貿易、コモディティ取引、および(特にエマージング国の)債券発行の多くは米ドル建てで実施されているためです。ゆえに、米ドルを安定的に確保出来なくなる世界が突然訪れることは、世界の金融機関および企業の円滑な経営に多大なストレスが掛かることは容易に想像できるでしょう。結果、短期金融市場では米ドル需要がパニック的に急騰し「米ドルの買い占め」が発生したほか、金融市場では最も流動性が高いと言われる通貨市場においても市場の歪みが発生しました。パンデミックと米ドルの買い占め

ボブ・ジョリー氏は、新型コロナウイルスが収束すれば、米ドルの買い占めは、収まるだろうと指摘。さらに、いずれ、米ドル安が起きるだろうと予想しています。

  • 中央銀行や政府の対応で、米ドル不足は緩和される
  • 先進国内での相対的な金利高&堅調な経済成長率で割高だった

米ドルの基軸通貨としての希少価値は高い。しかし、米政府自体が、米ドルを借りられなくなるリスクがある。貿易赤字と財政赤字による双子の赤字が、米ドルを不安定にし、グローバル投資家は、マネーを米ドルから他通貨へシフトさせる。

とはいえ、米ドルから巨額のマネーを移動させる通貨ってなんでしょうか。ユーロ・円・人民元それぞれ弱い部分を抱えた通貨ですよね。ゴールドは、リスクヘッジとして、有用。しかし、世界経済を支えるほどの力はありません。暗号通貨や金市場は、規模が小さすぎます。

金本位制に戻し、毎年、金価格を2%ずつ上昇させていくというインフレ・ターゲット=金本位制を取る方法を試してみるというのはありかもしれません。(笑)

経済力からは、人民元なのですが、そう上手くいくとは思えませんし。

さらに、米ドルと人民元について、CNBCの記事では述べられています。

  • 米国の出口戦略は、他国よりも貧弱に見える
  • 人民元のファンダメンタルズは、良いものになっている
  • 人民元は、安定してレンジ内で推移
  • 第一段階の貿易取引は、安全だと感じている
  • 米中関係は、様々な面で緊張してきた

米中貿易の第一段階合意については、相場の不安定要因になっていますね。

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