上昇を続けた金価格は、2,000ドルに達した後、下落。しばらく、乱高下を続けています。今後も2,000ドルを超えて上昇していくのか。それとも上昇トレンドを終えて下落するのか気になりますね。
ゴールドラリーは、まだまだ続く
スタンダード・チャータード・プライベート・バンクのマンピート・ギル氏は、ゴールドラリーは、まだ終わっていないと話しています。
Gill said the recent pullback in gold prices was explained by an uptick in bond yields. U.S. Treasury yields spiked early last week, as positive developments on the coronavirus vaccine front boosted risk sentiment. The yield on the benchmark 10-year Treasury note was last at 0.691%. A rise in yields puts pressure on non-yielding assets such as gold given the opportunity cost of holding the latter.CNBC
最近の金価格の下落は、債券利回りの上昇が原因。米国債利回りは、先週はじめに急上昇。コロナウイルスワクチンに関する前向きな動きが、リスクオンの方向に相場を動かした。ベンチマークとなる10年債の利回りは、0.691%に上昇。利回りの上昇は、金などの非利回り資産に下落の圧力をかけます。
もし、このまま、債券利回りが上昇したり、コロナウイルスワクチンの開発が進めば、金価格は下がっていく可能性があります。
ただし、マンピート・ギル氏は、利回りが1%以下に留まっていれば、中央銀行が債券利回りの上限を維持するために、何でもするという長期的なテーマを変更するものではないと指摘。ゴールドにとって、良い環境は維持されているとしています。
フィッチ・ソリューションズも2020年8月以降も上昇すると予想
また、フィッチ・ソリューションズは、2020年の金価格を1オンスあたり1,850ドルと予想。地政学的緊張と世界経済の回復の遅れから、今後、数ヶ月は、金価格が上昇するとの予想。
- 貴金属は、今後、2020年8月に到達したピークに戻り、それ以降も上昇
- 金を含む安全な避難先資産への投資は続き、金価格は引き続き上昇基調にある
- リスクオンの時期には、金価格の下落や横ばい局面があるでしょう。
あのバフェット氏も金鉱株買いへと考えを変えました。金利動向と経済回復度合いを見ながら、金投資を行いましょう。
【ゴールドの今後】
現状 金価格7385円/g
6%調整済みの金価格、10%の調整のあとは、、
一般的に株式相場では、高値から20%下落すると
「弱気相場」入りと判断される
下落率が10%前後は予想の範囲内
61.8%(6423)16.3%
76.4%(6127)20.2%
このように動いた場合は、長期トレンド転換となる pic.twitter.com/smAvAVjhoE
— リョウ@錬金術のゴールドトレーダー (@fx_ryo358) August 18, 2020
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— TradingView 日本@投資家SNS (@jp_tradingview) August 18, 2020
「ドルインデックス」について2。その構成要素はユーロ57.6%、日本円13.6%、英ポンド11.9%、カナダドル9.1%、スウェーデンクローネ4.2%、スイスフラン3.6%。ということで半分以上はユーロです。このチャートのオレンジ色はドル建てゴールドで、紫色がドルインデックスの動きです。 pic.twitter.com/Gwgs5aGllH
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) August 18, 2020
ドル安傾向が再び加速。#ゴールド は1985ドルへ上昇。調整はほぼ終了か? pic.twitter.com/QAogq9bR5Y
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) August 18, 2020
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