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2021年は、FRBのテーパリングを警戒すべし。ゴールド&株価の下落リスク

モルガン・スタンレーのチーフエコノミスト、エレン・ゼンテナー氏によると、FRBが、QE減少について考えはじめていると指摘しています。これが、始まると2013年のように、株価や金価格の乱高下が起きる可能性があり、注意が必要です。

12月FOMC議事録は、今後の経済見通しに対して、コロナウイルスとワクチン次第としながらも、やや楽観的な見通し。楽観的であれば、QE終了が視野に入るため、株式市場&一時的な金価格の下落が起きるという矛盾した状況。

2020年12月のFOMC議事録からテーパリングの匂い

エレン氏の見解だと、財政政策とコロナウイルスワクチンの配布で、2020年のGDP成長率は、6.0%になると予想。そのため、FRBは、6月のFOMCで、QE減少に関する議論をするのではないかと。2021年12月のFOMCにて、テーパリングを発表する可能性がある。

2022年1月から、国債で月額100億ドル、MBSを月額50億ドルのペースで縮小していくのではという予想。

株価が絶賛上昇中の今こそ、警戒しなければいけない時だと思います。

ビットコインの大幅上昇に対するじっちゃまの意見。上昇を続けるビットコイン、乱高下が続くと危ないところ。


エミン・ユルマズ氏は、民主党でトリプルブルーになっても、急に左派が力をつけることにはならず。株価は、梯子を外すまで上に行く可能性ありとツィート。逆に、梯子を外されれば急落すると指摘。何が起きても、株価が上がる現状に対して警戒感を強めています。

2013年も、FRBのテーパリング議論によって、ゴールドが大幅に下落しましたから、注意しておきましょう。当時のバーナンキ議長が苦しんだように、パウエル議長も難しい舵取りになりそうです。

 

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