米国造幣局は、2020年の金地金コインと銀貨の売上が大幅に急増したことで、製造が間に合わないことを公表。
コロナウイルスによるパンデミックで増加した金地金コインと銀貨の需要は凄まじい。金価格上昇に一役買っている材料です。
米国で金地金コインと銀貨の売上が大幅に増加
- 2020年の金地金コインの売上高は、258%増加
- 銀貨の需要は、28%増加
米造幣局では、あまりにも需要が多いため、配布を制限。
フロリダ州ゲインズビルコインズのエベレットミルマンは、次のように述べています。彼は、最も人気のある製品については3月中旬まで遅れると予想していました。
「入手可能な銀貨と銀棒は、かなり高いプレミアムを獲得しました」と彼は付け加えました。ロイター:金銀コイン
2021年の需要も多く、1月には、220,500枚のイーグル金地金コインが販売されており、前年の56,500枚からなんと290%増加。
金貨と銀貨の35周年記念で、デザイン変更
アメリカのイーグルコインは、人気のある金貨・銀貨。1986年に発行をはじめて、35周年。それを記念して、ただいま、デザインを変更中。
●アメリカンイーグルゴールドコイン:ワシの肖像画を使った新しいデザイン。
ジェニー・ノリス氏がイーグルをデザインし、レナータ・ゴードン氏が彫刻。
しっかりした眼力のデザイン。
●アメリカンイーグルシルバーコイン:2021年の新デザインは、オークの枝を持ち、巣に着陸するワシをデザイン。
エミリーダムストラ氏がデザインし、マイケルガウディオソ氏が彫刻。
雄々しい儂の羽ばたきが美しいデザイン。
2021年半ばに、再デザインされた姿で登場するとのこと。コインの値段については、金価格・銀価格とも上昇しており、コレクションと資産保全の意味で、需要が増えており、プレミアムも出てくるかもしれませんね。
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