バイデン政権となり、イエメン内戦が激化しつつある様子。中東の地政学リスク悪化により、原油が上昇。金価格も上昇する可能性があります。
中東は、サウジアラビア・イラン・イスラエルと3つの地域大国が覇権を争っており、常に争いが起きている地域。2019年にもドローンによる攻撃で、石油価格が大きく上昇する事件がありました。
バイデン政権は、イスラエルやサウジアラビアと少し距離を置く立場になっていることから、中東の争いが過激化する可能性があります。
イエメンのフーシ派が、サウジアラビアを攻撃す!
#サウジアラビア の地方空港で、国内線ジェット旅客機に対する #テロ攻撃 が発覚。
イエメンのフーシ派テロリストが #ドローン を突入させた模様。
日本の空港は大丈夫か?
着陸侵入経路にドローンが入り込んだ事件が前にあったぞ。 https://t.co/H5Zgemo7XO— Midnight Cruise 🌃 (@Aloijsius) February 11, 2021
●金と原油のCFDチャート日足 2021年2月15日 GMOクリック証券
フーシ派とサウジ側の争い激化を受けて、原油価格は上昇。一方、金価格の反応は弱い。有事の金買いよりも株やビットコインを買う動きに押されている感じあり。
🇸🇦サウジ主導の有志連合軍が、🇾🇪フーシ(イラン支援の武装組織)が発射した無人機を、日曜の午後に迎撃
[関連]
🇺🇸ブリンケン米国務長官、12日フーシ派のテロ組織指定を16日付で解除すると発表Saudi coalition says destroyed drones in attack Houthis say hit airport https://t.co/D16DoPu3bB
— 水上紀行STAFF@二代目 (@mizukamistaff) February 15, 2021
イランが、フーシ派を支援していることから、サウジとイランの代理戦争の役割もあり。
事実として🇮🇷イランがフーシ(イエメンの反政府勢力)を支援しており、フーシがテロを行っている。
フーシのテロリスト指定解除はイランへの支援となり、フーシの世界的なテロ行為の助長に繋がるだろう。
↓
🇺🇸トランプ前政権は1/19フーシ派をテロリスト組織に指定したが、バイデン政権は解除する意向 https://t.co/EmuQQPq4Zq— miki (@miki2020817) February 10, 2021
トランプ政権からバイデン政権に変わったことで、フーシ派をテロ組織から解除。わずか一ヶ月でのテロ解除と朝令暮改状態。
トランプ前政権は政権交代の前日となる1月19日付でフーシ派を海外のテロリスト組織に指定。国際社会は和平協議や人道支援活動に悪影響を及ぼす可能性があるとしてこの決定を批判していた。国務省当局者は前政権の決定について「国連や人道支援団体が世界で最悪の人道危機をさらに悪化させると明言していた」とし、指定解除の理由を「前政権の決定がもたらす人道上の結果を考慮した」と説明。指定解除は、フーシ派やメンバーの「非難に値する行為」に対する米政府の見解を示すものではないと強調した。ロイター
イエメン内戦は、三つ巴状態で、テロ組織指定は、民間への被害を増やす側面もあって、政治的な判断が難しいのは理解できます。
三つ巴のイエメン内戦の一方の当事者で首都サアナ(サヌア)を抑えて政府の形態を取っていますからね。テロリスト指定は、シオニスト「イスラエル」べったりだったトランプ氏のシーア派イラン憎しだけ。
> 米国 テロ組織リストからフーシ派を削除へ: https://t.co/tbtijkSaxJ @sputnik_jpより— Jack Kageyama (@JackKageyama) February 13, 2021
原油 暴騰!!
バイデン政権下で問題視されていた
中東の地政学リスクに
原油価格が反応していますね目先の目標は 64$?
次のターゲットは
エリオット波動での計算値
76.9$??そして
「歴史上最後の100$」へ???※イエメンの無人機が、サウジの空港を攻撃 https://t.co/SSGOnEdhlK pic.twitter.com/4QDfYsNIXb
— さくらインベスト (@Sakura_Invest) February 14, 2021
イスラエルはシリアを空爆
イスラエルも、バイデン政権に変わったことで、周囲への圧力を増している状態。
たまに、空爆はあるんだけれど、あたりまえすぎるのか、情報が統制されているのか、反応が悪い。
空爆なんてものがあったら、大騒ぎなんだけれど。イスラエルがシリア空爆 内戦下で最多の57人死亡 https://t.co/y8fVEhLcMp @afpbbcomより
— Skimbleshanks (@Skimbleshanks44) February 15, 2021
バイデン政権は、イスラエルとイランをどのように扱うのか?
イスラエルは、米国バイデン政権の出方を見ている。というか圧力をかけている。トランプ政権は、イスラエルにいるシオニスト系イスラエルの味方でした。バイデン政権は、グローバリスト系ユダヤ人の味方をしそうですから、イスラエルとの関係をどうするのでしょうか。
バイデン政権はエルサレムのアメリカ大使館も認めるし、イスラエルのゴラン不法占拠も認める。
これでイランと交渉するんだから
これはハルノートですね https://t.co/cu91jpmUCU— さや@もしかしたらみほだっだかも・・・ (@sayasirou) February 13, 2021
No,#イスラエル はバイデン政権を「どれくらい見切るか」を探り中
バイデン大統領とネタニヤフ首相は未だに電話会談をしていないw
しかし、ネタニヤフ首相もバイデン大統領就任の祝電をずぅぅぅっとしなくて国内から批判が出たw
イスラエルはイラン対応を注視しているhttps://t.co/dBkkrJJDJU
— (((Praises5781)))🕎 (@Praises2014) February 13, 2021
極端な反イスラエル姿勢を理由にトランプ政権が2018年に離脱した国連人権理事会に、バイデン政権が復帰。国務省報道官は「イスラエルに偏った焦点を当たることを変える」と発言したがどうなるか。私も2000年、人権委員会の頃見学したが各国の発言が延々と続いていました。https://t.co/syuLnPdqac
— ユダヤ人と日本 / Jews and Japan (@JewsandJapan) February 8, 2021
No,#イスラエル はバイデン政権を「どれくらい見切るか」を探り中
バイデン大統領とネタニヤフ首相は未だに電話会談をしていないw
しかし、ネタニヤフ首相もバイデン大統領就任の祝電をずぅぅぅっとしなくて国内から批判が出たw
イスラエルはイラン対応を注視しているhttps://t.co/dBkkrJJDJU
— (((Praises5781)))🕎 (@Praises2014) February 13, 2021
中東の地政学リスクからは、目を離せません。金価格や石油価格が上昇する可能性がありますので、しっかりと見ておきましょう。
第二次大戦前、融和主義を取った英チェンバレン首相。結局、話し合いで解決せずに、世界大戦となりました。後のチャーチル首相は、「平和主義者が戦争を起こす」「止められた戦争だった」と語っています。平和・理想主義を掲げるバイデン政権は、中東での戦争を止められるのでしょうか。
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