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パウエルFRBのテーパリング検討の目安は、コロナワクチンの接種率が鍵を握る?

FRBのテーパリングがいつ行われるのか。その目安として、コロナウイルスワクチンの接種率という話を米セントルイス連銀のブラード総裁がはじめました。

バーナンキ時代のように、テーパリングショックが起きないように、市場にあらかじめ、覚悟をしてもらうようにしている様子。さて、現在、テーパリングの目安として、どのようなタイミングを見ているのでしょうか。

なお、金価格には、今のところ、テーパリング関係の予兆はないように思います。

米セントルイス連銀のブラード総裁はによるワクチン接種率とテーパリング

米セントルイス連銀のブラード総裁は12日、米国でワクチン接種率が75%に達すれば、新型コロナウイルスの危機が収束しつつあることを示すシグナルとなり、米金融当局が資産購入のテーパリング(段階的縮小)を検討するのに必要な条件が整うとの見解を示した。ブルームバーグ

必ずし、ワクチン接種率=テーパリングというわけではありません。

金価格に影響するFRBのテーパリングはいつ頃始まるのか

ゼロ金は、2023年末まで継続する。そして。2022年からテーパリング開始というのがメインシナリオになりそうです。

米国の2013年テーパリングやECBの2016年テーパリング報道時は、金が売られる状況になりました。テーパリングによって、金融緩和を引き締めに持っていき、後の金利上昇を示唆しますから、金価格には、下げ材料です。

FOMCの中心メンバー(議長、副議長、理事、ニューヨーク地区連銀総裁)は、2023年末までゼロ金利政策の継続が適切との立場にあると推測されます。そのため、この先、物価に上昇圧力が生じても、FOMC声明に記されている通り、「物価上昇率が2%に達し、しばらく2%をやや上回るところで軌道に乗るまで」、ゼロ金利政策はかなり長い期間にわたって維持される可能性が高いと思われます。2023年末までゼロ金利は継続

ゴールドマン・サックスの予想としても2021年後半からテーパリングの議論が盛り上がり、実際のスタートは、2022年からというシナリオが有力。

第一に、FOMCは、漸減が適切であると結論付けるために、雇用とインフレの実質的なさらなる進展を見る必要があります。これは、2021年の後半まで起こりそうにありません。ゼロヘッジ

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