リアルタイムの金価格や予想・金投資のノウハウを紹介します。世界で人気の純金積立や投資信託の方法。さらに、今後の見通しを徹底的に解説いたします。

  1. 金価格・相場の予想
  2. 215 view

2021年の夏、FRBのテーパリング始まれば、金価格に下落圧力がかかりやすい

金価格は、パウエルFRBによるテーパリング予想から、少し下落しているところ。短期的には、テーパリングと2023年の利上げを織り込まなければならず、横ばいから、弱くなることを予想しています。

FRBの金融引締を織り込む。もしくは、引き締め・利上げに失敗し、緩和路線に戻れば、金価格の上昇はブーストし、かなりのレベルに達するのではないかと思います。すでに、世界の中央銀行は、緩和策を使い果たし、紙幣の信頼は地に落ちかけています。次々と登場する仮想通貨=暗号資産は、その証拠の一つでしょう。

とはいえ、基軸通貨「米ドル」が、素直に下落に向かうか、見えないところがあります。長期的な下落トレンドを描くにしても、目先はドル不足で上昇していきそうですし、米ドルが上昇すれば、金価格は下がります。

2021年夏、いよいよFRBのテーパリング。金価格にも下落圧力か

テーパリングの時期、近づきつつあります。

米ドルは下落するのか上昇するのか

米ドルが下がれば、金は上昇。ブリッジウォーターのレイ・ダリオ氏は、緩和拡大とドル下落というシナリオを予想。

レイ・ダリオ氏による米ドル下落予想

ダリオ氏は前回の記事で、中央銀行が金利上昇を抑えるために緩和を拡大せざるを得ず、ドルが下落するというシナリオを明確にしている。

世界最大のヘッジファンド: 市場下落なしに緩和縮小はできないダリオ氏はドルの代わりに金利の高い人民元建ての資産に資金が集まると主張している。

ラリー・サマーズ氏の米ドルについての悩み

1980年代には巨額の財政赤字が経済成長を促し、資本市場に流れ込んで強いドルに繋がった。だから短期的な動きについては分からないが、わたしはレイほどは中国や諸外国の資本市場が長期的にドルよりも魅力的になるかどうかについては確信できない。

利上げをしても利下げをしても問題が生じる。利上げをすればドルは救えるが経済は暗転し、利下げをすれば経済は救えるかもしれないがドルは暴落してゆく。

レイ・ダリオ氏とラリー・サマーズ氏のドル下落

世界的なドル不足で、いずれ流動性危機が勃発

エミンユルマズ氏は、以前から、ドル不足を指摘。米国の景気刺激策で、ドルを吸い上げるとのこと。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP