米国の6月CPIは、前月比5.4%と勢いが加速。FRBの言うインフレは、一時的というセリフへの信ぴょう性に疑いの目が出つつあります。
金相場は、このCPIの上昇により乱高下。
- 短期:テーパリング懸念での弱材料
- 長期:インフレでの強材料
これまでのところ、インフレ懸念と長期金利下落の動きが両方起きており、これからの動きに注目です。
インフレが長期化すれば、金価格上昇の可能性
ゴールドマン・サックスのアナリストはインフレ懸念の沈静化に伴い、金価格はようやく待望の買いが入ってきたとし、上昇はまだ始まったばかりで金価格の目標価格を1オンス$2,000と述べた#GOLD #ゴールド https://t.co/5529FKhfug
— まっか@米国株投資 (@maccainvestor) July 7, 2021
BullionVault のレポートによると、先月の個人投資家の買いの三分の一はドイツの投資家からだったと。2度の大戦でインフレの恐ろしさを実感してるのでしょうね。
Gold Investing ‘Well Supported’ as Central Banks ‘Double Down’ on Sub-Inflation Rates | Gold News https://t.co/kgRpIVDYX4
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) July 9, 2021
本日金相場は、市場注目の米消費者物価指数発表後に大きく上下をすることとなりました。
この6月数値は、前月比5.4%と予想の4.9%、前回の5.0%を上回るもので、2008年以来の高さとなっていました。 pic.twitter.com/ckJP0fVRQP
— Gold.BullionVault.jp (@BullionVaultjp) July 13, 2021
米国のCPIが13年ぶりの高水準であったことを市場はほとんど無視しましたが、前も言ったように市場はFRBの「一時的」という主張を信じています(もしくは信じたふり)。ただインフレ上昇は一時的というのはどう言う意味でしょうか? CPIが下がって来たらモノの価格が元に戻るのか? 👉
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) July 14, 2021
ドルの購買力はここ3ヶ月で10.7%の低下(つまり輸入品価格の上昇)。中古住宅の価格は年率比24%の上昇。耐久財は14.6%の上昇。中古車は年率45%の上昇。これだけ異様な上昇を見せるならそれも一時的とおっしゃるFedの言い分も正しい?ただ額に見える大きな汗は隠せないと。
— takegamix (@takegamix) July 14, 2021
6月の米コアCPIは前月比+0.88%と再加速。自動車によって押し上げられてはいるものの自動車を除いてもそれなりに高いという微妙な情勢でインフレの上昇が一時的か否かを導き出すのは難しい内容でした。
米CPIは上振れも理由は自動車で一時的論争は決着つかずhttps://t.co/Q9pl502CMr pic.twitter.com/l9m3WHr7YR
— 山崎 慧 / 三井住友DSアセットマネジメント (@smdam_yamazaki) July 14, 2021
昨日のCPIはさらにインフレ上昇を示す前年同期比5.4%、前月比0.9%と市場予想の4.9%、0.5%からも大きく上振れでした。それを受けてゴールドは1813-1805-1816-1800-1814と上へ下への乱高下。これは短期的に弱材料(FRBのテーパリング早期化の可能性)長期的に強材料(インフレ=商品価格上げ)だから。 pic.twitter.com/hJDQH9RXSa
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) July 13, 2021
経済対策
速報:上院民主党は$3.5兆規模の経済対策で合意。財政調整法案をつかって可決させる。
民主党マンチン上院議員の合意がとれているかは不明。 https://t.co/BB7mSITb8Q— Reiker (@doll__en) July 14, 2021
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