バークレイズ銀行のチーフストラテジスト「ジェラルド・モーザー氏」によると金価格は、今後の12ヶ月で20%も上昇する可能性があると予想しています。現在価格の約1800ドルから20%ですからね。2160ドル辺りまでの上昇余地ありと強気な予想です。
バークレイズのジェラルド・モーザー氏は、約20%の上昇を予想!
ただし、金の小売部門は、パンデミックからの回復に時間がかかるとのこと。
同氏は、「今後12か月で、金価格がさらに10〜20%上昇しても、驚かない」と語った。モーザー氏は、「小売業での金の需要が有意義に回復するためには、おそらくワクチンが必要であり、基本的に世界は以前の状態、または以前の状態に近いものが必要だと思う」と述べた。バークレイズ銀行のジェラルド・モーザー氏
ワールドゴールドカウンシル(WGC)によると、金小売の減少幅はかなり大きい。なんと、アラブ首長国連邦の金宝飾品需要:前年同期の9.3トン⇒今年の第2四半期に86%減少してわずか1.3トン!
ただし、モーザー氏は、世界中で、財政刺激策が行われ、債務水準は、約20%上昇している。また、それによって、低金利が続くため、金価格にとって、非常に良い状況であると述べています。
Thanksgivingのために発表が今週にずれ込んでましたが、CFTCのポジション。Comexゴールドの投資家ポジション(as of 23 Nov MOC)は前週から140トンもの大きな減少となりました。前々週の買われすぎの反動もあるのでしょう。 pic.twitter.com/OdoGa5IMGq
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) December 2, 2021
オミクロン株でパンデミック再来となれば、またもや緩和路線で金価格は上昇というシナリオもあり。
緩和終了のスピードアップが、FRBのパウエル議長によるシナリオ。ただし、これぞまさにデータ次第。
スタグフレーションになれば、インフレ+景気悪化から金価格は、急騰するでしょう。インフレなのに、景気の悪さから十分な利上げをできない=実質金利が上がりにくく、金価格は上昇しやすいというメカニズム。
オミクロン株が再び世界で猛威を振るえば、状況は一変する。
港湾や工場が再び閉鎖に追い込まれ、供給不足が悪化し、インフレをさらに押し上げる。
FRBはまさにこうしたリスクを最も警戒している。
パウエル議長はオミクロン株の出現にもかかわらず、なおテーパリングの加速を検討していると明言した。— マウ 🇺🇸 テクニカル投資家・米国個別株オンリー (@vsa1pl) December 2, 2021
オミクロン株、影落とす 緩和縮小加速の判断に―米FRB:時事ドットコム https://t.co/8bRItWjdah @jijicomより
— ippatsu@街中でデモに参加するように、オンラインデモを実現しよう! (@ippatsu_sendai) December 2, 2021
つまり金価格は短期的に上がるとして、中期ではどこかで落ち、長期ではFRBに託されている。
最終的にどちらに行くのかを知るためには、このインフレが中央銀行の手に負えるものなのか見極めなければならないだろう。
— たろいも (@taroimo07448392) November 14, 2021
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