日本を含むG7会議では、ロシアからの金輸入を禁止するなど追加の制裁を発表。
米国・英国・日本・カナダの4カ国は、ロシアからの金輸入を禁止。
ただし、金価格への影響は、限定的と専門家の声あり。
実際、貴金属業界は、すでに、ロシア産の金取引をゼロ近くにまで減らしており、金投資業界で行っていることを追認したに過ぎないとの意見があります。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、西側諸国が対ロ制裁を科して以来、ロシアと英国間の金貿易はほぼゼロにまで減少している。ロンドン貴金属市場協会（ＬＢＭＡ）は３月、ロシアの金精錬業者をすべて公認リストから外した。ブリオン・ボールトの調査責任者エイドリアン・アッシュ氏は「金業界が既に行っていることを正式のものにすることになる」と述べた。ブルームバーグ
もちろんロシア側としては、生産したゴールドを売却して凱歌を得る手段を失うわけです。ロシア経済及びプーチン大統領の威信にとってはダメージがあるでしょう。3月には、ロシア中銀の保有する金準備に関連した取引を制限。ロシアルーブルに対して厳しい措置を取り続けています。
ロシア中央銀行が保有する金準備に関連した取引を禁止すると表明した。既にドルやユーロ、円などの外貨建て資産を凍結したが、ロシアが通貨ルーブルを買い支えるために金を売却する「抜け道」を封じる。時事通信
⚡️日本はロシアに対する追加の制裁を発表しました。
日本の岸田文雄首相は6月26日、ロシアの金の輸入禁止を含む、ロシアに対する追加の制裁措置を発表した。 https://t.co/ANJdN4cHVd
— Hiro’s gallery (@HiroGallery) June 27, 2022
ロシアの金生産年間330トン、外貨準備で2298トン。いずれも既に外貨決済締め出され、市場での売却も輸出も出来ず。生産国も多い。業界もロシア産取り扱いは自粛。G7禁輸声明はアナウンスメント効果程度。既に歴史的高値圏で実需減。投機筋の囃しにはご用心。最大消費国中国の買い受けはあり得る
— 豊島逸夫 (@jefftoshima) June 26, 2022
ロシアが生産したゴールドをどこかが購入していくようなことがあれば、ロシアとの協力関係の一つと見ることはできます。
ロシア、スイスに金を輸出 「姿みせぬ買い手」の怪：日本経済新聞https://t.co/2TOxSTA7AK こういう事例があり、G7はロシア産金の輸入禁止に。
— 豊島逸夫 (@jefftoshima) June 26, 2022
Ｇ７開幕、バイデン氏「結束」強調 ロシア金禁輸で4カ国が合意 https://t.co/YrLsH0qGcN
隠れているのは岸田さん？
そうだとしたら、ずいぶん、失礼な構図の写真を採用＝意図ありって認定されるのが普通だ。— Like Someone In Love (@BeDefence) June 27, 2022
金禁輸以外にもあるロシアの経済制裁：山元康司記者
主な経済制裁は、5つ。
1、国際的な決済ネットワークSWIFT（スウィフト）からロシアの特定の銀行を除外、ロシア中央銀行の資産凍結。
2、ロシアへの輸出規制
3、ロシアからの輸入規制
4、最恵国待遇の取り消し・撤回
5、プーチン政権と蜜月な関係の富豪たち(オリガルヒ)の資産凍結
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