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2022年夏:じわりと景気後退の足音が忍び寄り原油安を導きつつある世界経済

WTI原油は、下落傾向。激しさをます一方のインフレの中で、少しだけ、流れが変化してきました。

では、現在のインフレ状況や金価格・原油価格はどうなっているのでしょうか。

金価格及び原油価格とインフレ状況

現在、原油価格は下落気味。その原因はどこにあるのでしょうか。

  • イランの核合意による原油輸出増加の可能性⇒今後、2~3週間ほどで合意する可能性
  • インフレによる世界景気悪化⇒原油需要の下落。欧州・中国・米国などでリセッション懸念
  • OPECと米国の原油生産量増加
  • ドル高&金利上昇に伴う新興国リスク

OPECと米国の原油生産は2020年4月以来の高水準に増加している。ロイターの調査では、OPECの生産量は直近の1カ月で日量2960万バレルに達し、米国の生産量は6月に日量1182万バレルに増加した。

一方、31日発表された8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と、景況改善・悪化の分岐点となる50を2カ月連続で割り込んだ。新型コロナ感染再拡大や記録的な猛暑を受けた電力供給制限、不動産部門の低迷などが重しとなった。OPEC生産量増加と中国の経済指標悪化

当然、経済が低迷すれば、原油需要は下がるため、価格も安くなります。

ゴールドの場合、景気後退(リセッション)イコール下落するわけではありません。それよりも金利動向の方が重要。

しかし、原油は、景気低迷が、価格に直結している分、現在の状況は、下げやすい環境にあると言えるでしょう。そして、原油安=インフレが収まる可能性があるので、インフレのピークを判断する上でも原油価格の動向は大切ですね。

ただし、インフレは、原油価格だけで決まらず。1970年代のインフレは、10年以上続きました。

景気後退で緩和を行えば、インフレ第二波

オイルショックによる物価高⇒中央銀行の金融引き締め⇒景気後退⇒緩和⇒インフレ第二波

40年間株価を支えてきた金融緩和がなくなれば株式市場はどうなってしまうのか? 人々がインフレ相場でこれから学ぶことは、株価を無理矢理持ち上げた分のツケはいつか払わなければならないということである。しかしこれまでは株価が暴落すれば直ちに緩和をし、株価はすぐに回復してきたので、40年間米国株はツケを払うことがなかった。

だから逆に言えば、米国株の今の水準は40年分のツケが溜まった極めて危険な状態にあるということである。そして株価の崩壊が始まっても中央銀行が助けに来てくれることはもうない。インフレと金融引締

もし、景気後退に中央銀行が、びびって、緩和を行うのならば、株価・金価格・原油などがまたもや上昇相場へと転じる可能性があります。それがインフレ第二波。

パウエルFRB議長は、その牽制のためか2022年ジャクソンホールにおいて、徹底的にインフレと闘うことを宣言。サマーズ氏など有識者の賛成も得ています。しかし、実際に、景気後退時、金融引き締めを続けることができるのでしょうか。ここまで、膨らんだ緩和バブルを調整するのは、相当に難しいと思います。

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