金先物取引は、レバレッジを利用して少額の資金で大きな取引ができます

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商品先物取引は、価格変動のある商品(モノ=大豆・金・銀など)を取引。金投資においても先物取引を利用することができ、金地金など金の現物ではない金投資として昔から活用されてきました。

金先物取引の概要

取引は東京商品取引所で行われ、投資家は商品先物会社を通して金の先物取引を行います。2013年2月12日に東京工業品取引所から東京商品取引所と改称。

●フジトミ:金先物取引の価格表

金価格

現物取引と先物の違いは、永遠にポジション(建玉)を保有することができず「取引期限」が定められていること=限月と呼びます。その期限までに取引の決済を行うのがルール。もし、その期限を過ぎると買い方は買った商品を受け取ることになり、売り方は売った商品を受け渡すことになります。

そのため、通常の金先物取引、期限までに決済を行い利益や損失だけを差引する差金決済を行って取引終了。


証拠金取引とレバレッジ効果

商品先物取引が怖いと言われるゆえんがこのレバレッジ効果。

少額の証拠金を預けることで多額の取引を行うことを「レバレッジ効果」と呼び、やり方によっては「ハイリスクハイリターン」を目指す投資を行うことができます。

金の証拠金

出典:株式会社日本商品清算機構

しかし、別に高いレバレッジを絶対に利用しなければいけないわけではありません。

自己資金を多めに入れれば、レバレッジは低くなりますし、追証になる前に決済する。資金ぎりぎりの【満玉張るな】など先人たちの言い伝えや格言で証拠金に余裕を持たせることの重要性が判断できます。建玉を持ち続けるには追証が必要と言われようが、決済してしまえばいいのです。

一般的に、少ない投資資金で大きな取引を行うことを投機的として、忌むべきものとする傾向があることは事実です。あくまでもレバレッジは、マネーマネジメントしながら利用するもの。

◆具体的な金先物取引と証拠金

金の商品先物取引は、1,000倍の倍率で取引できるため、1g=4800円で計算すると1kg=480万円の金を約15万円の証拠金で取引できます。

金現物は、1kgの金を買うのに480万円を用意しなければいけmせん。金の商品先物取引は、約15万円の証拠金で取引できるため、資金効率の良い取引となります。もちろん多めの証拠金を預けてレバレッジを低くすることもできます。

預けるお金の額でリスクを判断するのではなく、取引額の方でリスクを判断することが正しい方法。銀行や保険会社が破綻するのも過度な融資や取引を行ったことが原因です。先物取引の仕組みとして、少額の資金で取引できるからといえ。過剰なリスクを取る必要はなくセーブしながら賢く運用をすること。

レバレッジに対する誤解

結構、メリットの多い金先物取引。ところが、世間的には評価が低く取引している人も少ないのが現状。もちろん。金先物や商品先物取引で大損した人もいます。

海外でも事情は同じで、かのジム・ロジャーズ氏も著書「大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代」のかなかで、商品投資の有益性を奨めるジム・ロジャーズさんに対して、自分の兄が商品先物で一文無しになったと非難する女性が登場。もちろん、それは、取引ルールや変動要因・資金管理を知らなかった本人の責任。

商品先物含めレバレッジは、便利に使えば有用ながら、過剰な取引をすると危険だということを理解しなければいけません。

金融取引で大損するパターンは、少額の自己資金で、可能な限り最大のレバレッジで取引をしてしまうこと。金先物や商品が危険というより、レバレッジを掛け過ぎる投資方法が危険なだけです。

プロでも同じく、ヘッジファンドLTCMの破たんもレバレッジのかけすぎでしたし、彼らは安全なはずの国債アービトラージで破たんしました。債券取引のプロ「ジョン・メリウェザー」やオプション取引の権威「マイロン・ショールズ&ロバート・マートン」が加わっていてさえ、アジア&ロシアの経済・通貨危機の前に、過大な取引をしていたLTCMは無力でした。

自己資金を超える無謀なレバレッジ、大儲けを期待してついつい過大な取引に手を出してしまうことが、最大の危険だということを理解して、金先物に取り組んでください。

いくら、これから金価格が上昇するという見通しを持っていても、予想が当たるとは限りません。外れれば無一文になるような投資をすべきではありません。

手持ちの余裕資金が100万円、金1gあたり4,000円だとしたら、購入できる金地金は250g。金先物の基準単位は1枚=1,000gですから、1枚売買するだけで結構な金額(400万円)を動かすことになるのです。

金先物相場の価格

金の現物を取引する場合、金現物を店で保管するコストや販売員のコストなどが必要となるため、やや価格が高くなります。

下記は、2013年1月29日の店頭価格ですが、金の現物を買う場合は、「1g=5,091円」です。

●店頭の金・白金価格

金の店頭価格

それに対して、同日の商品先物の金価格は、「1g=4,870円」です。金現物の5,091円より「1gあたり221円」安く買うことができます。

●商品先物の金価格

金の商品先物価格

金価格は、リアルタイムで価格が変動し、金の保管コスト・金の販売コスト・金の価格変動コストがいらない価格のため、金現物よりお得な価格で取引ができます。フジフューチャーズ・フジトミ・北辰物産などが代表的な商品先物取引会社。

金先物取引とは

金先物取引

金先物取引は、売買で差益を狙う方法と金地金を受け取る方法のふたつを利用できます。

金価格の変動を予想するのは、楽しくも苦しくもある大人の知的投資ゲーム。詳しくは下記リンクからお読みください。

●フジトミ

レバレッジのかけ過ぎ=資金&経験不足での過大な取引はおやめください。金の先物取引に限らず、儲けは人の理性を狂わせますから、冷静に売買を行いましょう。

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