kitocoのJim Wyckoff氏によるバンク・オブ・アメリカによる金価格予想をお届けします。なんと、3,000ドルを目標値とする強気予想。
バンク・オブ・アメリカの商品アナリストは、金価格が史上最高値を超えるとの強気予想を出しています。2020年4月21日の見通しレポートによると、金価格は、18ヶ月以内に3,000ドルに達する可能性いありと予想。そして、2021年の平均価格は、1オンスあたり2,063ドルになると見ている。
バンク・オブ・アメリカが、3,000ドルの金価格を予想
経済生産の急激な縮小と財政支出の急増で、中央銀行のバランスシートが2倍になれば、通貨は圧力を受け、投資家は金を狙うだろうと、バンク・オブ・アメリカによる予想。
「The Fed can’t print gold」というレポート。マイケル・ウィドマー氏及びフランシスコ・ブランシュ氏などのアナリストが、指摘。この予想だと、2011年9月の1,921.17ドルの記録を抜くことになりますね。
- 2021年:1,695ドル
- 2021年:2,063ドル
米ドル高とアジアの現物金投資の低迷は弱気材料。
FRBのバランスシートが、GDPに占める割合は、今年、20%から40%へと上昇する可能性がある。先週のニュースでは、過去最高の6兆4,200億ドルを記録し、3月第一週のレベルから50%上昇。中央銀行が、インフレを目標値以上(インフレ・ターゲット2%)に、押上ようとしているため、米国及びG10諸国のほとんどの金利は、非常に長い間、ゼロかそれ以下の状態が続く。
●強気材料
- 米国第2四半期のGDPは30%減少
- 中央銀行が、バランスシート拡大と景気下支えを急ぐ
- 弱い経済成長
- 株式市場が底打ちをしていない可能性
- ロックダウン延長の可能性
●弱気材料
- 金の現物需要の低迷
- 中央銀行による金購入の減速
1600や1700ドルの節目を抜くたびに、金の現物売りが増えています。今後も、同じ展開が続くでしょう。また、中央銀行の金投資需要が減っているのは、前にもお伝えした通り。
バンクオブアメリカはゼロ金利という理由から、なんと金の予想価格を$ 1,000から$ 3,000引き上げるそうだ。金利がゼロの世界では、金の価格は今後1〜2年で急上昇するとのこと。
これから当分、先物や株式においてボラティリティの高い世界が続きそう。https://t.co/7s8NcKZiZ7
— 米国株ブタ子🐷 (@BullBearButa) April 22, 2020
淡々と金のポジション額を増やしていますが、
これは現在では最も手堅い投資かもしれません。
バンクオブアメリカはターゲットを3,000にまで引き上げています。
【 #ゴールド 】1686.25 (1㌘=5842円) pic.twitter.com/5KKy4m7o0m https://t.co/5wXXHjoWJ4— cohamizu (@cohamizu1) April 21, 2020
Bank of America boosts 18-month gold target to $3000: Bank of America’s note on gold Gold is down $12 today to $1683 but there has been some persistent buying in the past hour as it recovers from a low of $1659. One note that’s getting attention is from… https://t.co/Z4o0YpjGMl pic.twitter.com/1cgc2NINYM
— Harald Schendera (@HSchendera) April 22, 2020
この記事へのコメントはありません。