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Kingoldが、偽造ゴールドを担保に提供した大スキャンダル

中国で最大の金宝飾メーカーの一つ。Kingold Jewelry Inc (NASDAQ: KGJI)が、14の金融機関から融資を得る担保に、金メッキをした偽物の金を出していたことが判明。

Kingold Jewelryによる担保に偽造ゴールドを提供

その量は、なんと83トン!206億元(約3000億円)になるという恐るべき金額。銅地金に金メッキをしたとはいえ、なぜ、わからなかったのだろうと思うところ。ニセモノの金は、金価格が上昇すればするほど、意味が出てくるため、最近の高騰で、同じようなニュースが出てくることが増えそうです。さすがに、83トンもの金がニセモノだったというのは、珍しい事例でしょうけどね。

タングステンを利用した金のニセモノ

近藤雅世氏の記事によると、チェックはしたものの、チェック不足だったと・・・全量検査すればいいというのはカンタンなのですけどね。それができない事情もあったのでしょう。

金塊の場合は鉛などを中に入れている可能性を否定できないため、金塊の買取業者としては、溶かし直して調べることが当たり前であり、このケースの中国の金融業者もチェックしたという。ただ、82トンもあると、全量を溶かすことはなかったものと推測される。本物の金塊をうまく差し出せば、残りは偽物であってもわからない。3000億円の金塊融資事件

3,000億円の偽金塊融資は、不動産投資で溶かした!

Kingoldは、中国民生信託、恒豊銀行、東莞信託、張家口銀行などに、偽の金塊を貸し付けたことを否定。その用途は、中国の住宅投資に使われたとのことで、焦げ付いていれば、担保がまったく意味をなしてないので、連鎖がおきてしまいます。

キングゴールド・ジュエリーは十数社から融資を受けています。借りた資金の多くは中国の住宅バブルへの投資に使われたと言われており、そのうちのいくつかの投資は明らかに失敗に終わった。Kingoldは借り入れた資金の一部を使って、武漢と深圳の土地を所有するTri-Ringという会社を購入した。 gold scandal

Kingold:嘉志宏氏

キングゴールドは、もともと、中国人民銀行傘下の武漢の金工場。メインの株主は、元軍人の嘉志宏氏。中国武漢市の中心部に位置する24金のジュエリー、装飾品を製造する中国の金メーカー。2003年からは、上海金取引所の会員です。

武漢金凰珠宝:Kingold Jewelry, Inc. :公式ウェブサイト

さらに、懸念点は、他の金生産者や宝飾品メーカーが、同じような不正行為を行っている可能性。担保として入っている金のほとんどがニセモノということになれば、大きな金のゴールドスキャンダルになります。ただでさえ、金相場が上昇している中、金のニセモノリスクやスキャンダルの捜査はどうなるのでしょうか。

中国企業の米国証券取引所上場についても議論されている中での、大掛かりな詐欺事件。そちらの政治的な要因にもkinggoldのゴールドスキャンダルが影響しそうです。

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