金の現物を手に入れるには、田中貴金属などの地金商に行くのが一般的。しかし、もっとお得に割安で「金地金」を買う方法があります。
2013年4月に金価格が下落した時には、銀座の田中貴金属に長蛇の列ができました。もっと安く金を買いたい方は、本記事を参考にしてください。
商品先物会社で金地金を安く買う
商品先物取引を扱う会社=商品先物取引会社は、他の会社よりも安い価格で購入することができます。もちろん街の貴金属商よりもお得。
1.金地金やコインを直接購入する
商品先物会社で金地金を購入・販売すると、一般的に地金商より有利な価格で金を買うことができます。実際の購入価格の差を御覧ください。
現物金の手数料・スプレッド比較は、各社の手数料を一覧で比較。
●田中貴金属(地金商)とエース交易(商品先物取引会社)の比較
ご覧ください。同日の金価格ですが、両社に大きな価格差があることがお分かり頂けると思います。1gあたり30円も差があるのは大きいですよね!
田中貴金属 | エース交易 | 両社の価格差 | |
税込小売価格1g | 4,466円 | 4429.95円 | 36.05円 |
税込買取価格1g | 4,383円 | 4377.45円 | 5.55円 |
小売と買取の価格差 | 83円 | 52.5円 | 30.5円 |
※地金1kgの1gあたり価格:2013年6月19日午前11時 なお、金価格は、市場環境により変動します。
なぜ、こんなに安く金を買えるのか?第一商品様に聞いてみたところ。そこには、納得の理由がありました。
◆今なら、無料で金の資料をもらえますから、金を安く買いたい方は、第一商品に資料請求してみましょう。
金を買う時に、多くの人が思い浮かべる最も有名な会社が田中貴金属。
でも、同じ1kgの金を安く買うならば、商品先物会社の方が、かなり安値で購入可能。もちろん、同じ金ですから、品位が同じであれば品質は同じ。
上記の価格で1kgの金地金を買った場合の例を計算してみましょう。
「田中貴金属=446万6千円」、「エース交易=442万9500円」と1kgあたり3万6500円も安く買うことができる計算。
市場環境その他により変わりますが、安く買える状況は続くでしょう。
買取価格は、逆にエース交易の方が高くなっています。つまり、安く買うことができ、高く売ることができる顧客有利な価格体系ということ。
なお、田中貴金属やエース交易のような専門店で買う時にはそれほど心配しなくても良いものの、念のために「金地金」を買う時にはブランド(刻印・品位)はしっかり聞いて買いましょう。
金の現物を安く購入できる商品先物取引会社は、第一商品・北辰商品などが大手会社として有名。デメリットとして、地金を精錬するブランド指定ができないことがありますから、疑問点の確認は怠らずに、お得な方法を選ぶこと。
2.金先物(商品先物)で金地金を受渡し
商品先物取引は、価格変動を利用して利益を得る(損もある)方法と、現物の受け渡しを行う方法の二つの決済方法があります。
受渡しを利用すると、金の先物取引を使い、現物の金地金を受け取ることができます。
●金先物取引のメリット
・購入価格が安い
・売値と買値の価格差が狭い=実質コストが低い
・納会までに差金決済か受渡決済かを選べる
・リアルタイムの金価格で購入できる
もちろんデメリットもありますので、金先物による受渡取引の詳細についてもご確認ください。
また、その時により、有利不利などもあると思いますので、もっと詳しく知りたい方は、商品先物取引会社に問い合わせると教えてくれます。